アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ―「日米近現代史」から戦争と革命の20世紀を総括する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584136829
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0095

内容説明

「ロシア革命」「支那事変」「日米戦争」…近現代史の裏には必ず彼らがいる!米大統領のウィルソンやルーズベルトを操り、日本とアメリカを戦わせた勢力に迫る―。社会主義者=国際金融資本家。「東京裁判史観」を打ち破る渾身の一冊!!

目次

序章 米露に対する「安倍外交」の真髄―世界は日本に期待している!(「安倍総理訪米」の最大の成果とは?;実は、EUはロシアとの関係改善を望んでいる ほか)
第1部 ウィルソン大統領時代のアメリカ―アメリカはなぜ日本を「敵国」としたのか(「日米関係」の歴史;アメリカの社会主義者たち ほか)
第2部 「支那事変」の真実―アメリカはなぜ日本より中国を支援したのか(狙われた中国と満洲;「西安事件」の世界史的意義 ほか)
第3部 ルーズベルト大統領時代のアメリカ―アメリカはなぜ日本に戦争を仕掛けたのか(ルーズベルト政権秘話;仕組まれた真珠湾攻撃 ほか)
最終章 これからの日米関係―「グローバリズム」は21世紀の「国際主義」である(アメリカの正体とは?;「日米戦争」はまだ終わっていない ほか)

著者等紹介

馬渕睦夫[マブチムツオ]
元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、現吉備国際大学客員教授。1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。2014年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

8
どこの国でも、政府と国民の間には、かなりのズレがあるのでしょうが、中国などは分かりやすい。けれど、アメリカは… 日米関係を考える上で、ここのところをしっかり見ていかなければならない。年々、新しい事実も表に出てきているようですし、歴史を丁寧に見ていけば、私たちの思い込みも解消されます。 DHCシアターの「和の国」とともに、多くの人にお勧め。2016/04/16

ケイ

7
興味深かったです。ウィルソンもルーズベルトも社会主義者たちに固められていたのですね……。アメリカのFRBが何故、国営じゃないのかにも触れられており、関心があったので知れて良かったです。ただ、話を広げ過ぎた感があるような気も……登場人物が多くて挫折した方の気持ちも分かります。2016/02/26

Michio Arai

6
特別軍事作戦と称しウクライナに侵攻するロシア。日本は「西側」なので米国の言い分を中心に報道されるが、学者や外務省OBらの論評は必ずしもロシアが悪一辺倒ではない。米英は一方的な現状変更の試みは許さないと声高だが、ドイツ、フランスという大陸続きの主要国が第三国として調印したミンスク議定書の卓袱台返しをゼレンスキー及び米英が試みているという見方もある、など喧々諤々。先に軍事侵攻したロシアが悪い?アゾフの公調記事の訂正など得も言えぬ違和感。この馬淵本を読むと現在のロシアは奇妙に大戦突入前の日本と状況が似ている。2022/04/15

Pontmercy

4
『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! 」』などを読んでから読んだので理解しやすかった。いまの日本人が、いかに嘘の情報を信じ込まされて根本的に自信喪失しているかを感じた。今まで歴史やニュースを見て、読むと頭がフリーズして内容が入ってこなかった。この本で真相を理解したら、それは自分が教科書やニュースの嘘の内容に対して矛盾を感じいたので苦しくて読み進めなかったんだと分かった。全国民にこの本で本当の歴史を知り、自信をつけて、嘘の情報支配に対して精神武装し、誇りを持って生活してほしい。2017/05/07

Lila Eule

4
アメリカは、1924年の絶対的排日移民法などで人種差別し、オレンジプランなる対日戦争計画も仕上げ、日本を追い詰める態勢に入ったそうだ。国際金融勢力が大統領を操り、国際主義なる社会主義で、中国の共産化を図るため、邪魔な日本の影響を削ぐため、アメリカは日本に戦争をしかけたそうだ。日本は、経済制裁で追い詰められ自衛の戦争に至ったと。現代のグローバリズムも同じことで国際金融勢力の世界支配の一環と。そういうこともあるかもと思うも正直スッキリせぬ読後。2015/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9876867
  • ご注意事項