出版社内容情報
内田康夫氏の月刊誌「一個人」連載を1冊に。人気の「浅見光彦」シリーズ執筆のため30年の作家生活の間に取材旅行で訪ねたスポットの中から、独特の雰囲気に包まれ、作品へとつながった寺社や霊山などを紹介。
内容説明
話題の軍艦島から、伊勢神宮、出羽三山、恐山…etc.パワーを与えられる聖地やパワーを吸い取られそうになるスポットなど、浅見光彦シリーズに登場する日本全国30の“不思議舞台地”を徹底解説!
目次
第1章 日本不思議舞台地―神社を訪ねる(天川谷と天河神社―奈良県吉野郡;元伊勢籠神社―京都府宮津市;安井金毘羅宮―京都府京都市 ほか)
第2章 日本不思議舞台地―寺を訪ねる(化野念仏寺―京都府京都市;中宮寺―奈良県生駒郡;東光寺―山口県萩市 ほか)
第3章 日本不思議舞台地―山や島などを訪ねる(湯殿山と羽黒山―山形県鶴岡市;高千穂―宮崎県西臼杵郡;戸隠―長野県長野市 ほか)
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
作家。1934年東京生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て1980年『死者の木霊』でデビュー。2008年『第11回日本ミステリー文学大賞』受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sora
27
結構有名な観光地も含まれていることもあり、「あ、ここ、行った」などと楽しんで読めました。でも、この本を持って観光するのもいいけれど、やっぱり、小説を読みながら、現地に向かい観光するのが好きです。過去にそのスタイルで、軍艦島や出雲大社などに行ってきました。2015/11/16
ゆーり
14
浅見光彦シリーズは未読だけど、テレビドラマで見たことはあったかも。著者が各地のパワースポットを取材し、執筆のきっかけとなったことなども書かれています。なかなか面白そうなスポットとそれに纏わる話が多くて、読んでみたい欲が。。でも都道府県網羅してるってなら何十冊もあるってことで。。天河神社、元伊勢籠神社、大山祇神社、身延山、箸墓古墳に行ってみたい(覚書)ところで我が県はどこを取材したんだろうか。2025/02/02
sashi_mono
11
「浅見光彦シリーズ」の小説の舞台になった神社仏閣や全国のパワースポットを紹介する本。自分が好きなシリーズ作品には、霊験あらたかな全国各地の聖地が登場していたことにあらためて気づかされた。2020/03/12
安東奈津
6
★★★ 「十三の冥府」登場した蕪島神社が先日全焼してしまった。 小説を読み一度は行ってみたいと、震災の前年に参詣していたが残念な事です。2015/11/08
秋桜
6
浅見光彦シリーズで、「○○伝説」といったような各地域の伝説をベースにした小説が好きです。本を読んでからその舞台になった地域を訪れると、初めて来た場所でも、まるで前に来たことのような感覚になります。作家さんの書き方で、その地域に行きたいと思わせるか、別に行きたくないと思うかで、作家さんの書き方が影響されるような気がします。浅見光彦シリーズは、自分も訪れてみたいと思う作品ばかりだと思います。鈍感なのでパワースポットかどうか感じないけど。2015/11/01