交通新聞社新書<br> 小田急は100年でどうなった?―ロマンスカーとまちづくり

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交通新聞社新書
小田急は100年でどうなった?―ロマンスカーとまちづくり

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330009230
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0265

出版社内容情報

小田急電鉄の前身「小田原急行鉄道」が設立されたのは、100年前の1923年5月1日のこと。本書では、ときに箱根や江の島観光の足となり、ときに増大した人口の通勤・通学の足となり、沿線の発展とともに進化を遂げてきた小田急電鉄の変遷を、ロマンスカーの歴史を中心に、役割や設備の変化、線路の地下化・複々線化といったトピックスを交えつつ多面的にひも解いていきます。

内容説明

小田急電鉄の前身「小田原急行鉄道」が設立されたのは、100年前の1923年5月1日のこと。沿線の発展とともに進化を遂げてきた小田急電鉄の変遷を、ロマンスカーの歴史を中心にひも解いていく。

目次

第1章 小田原急行鉄道の発足から戦後の混乱期まで(小田原急行鉄道の開業;利光鶴松という人物と、武相中央鉄道 ほか)
第2章 新型特急車両のロマンスカー(「ロマンスカー」誕生前夜;SE(3000形)の登場 ほか)
第3章 変わりゆくロマンスカー(第2次新宿駅改良工事;町田駅の大改造と小田急線の駅たち ほか)
第4章 箱根とロマンスカーの現在(「きょう、ロマンスカーで。」;復活のロマンスカー、VSE(50000形) ほか)
第5章 小田急線と沿線の現在と未来(ついに完了した複々線化;2018年のダイヤ大改正 ほか)

著者等紹介

かつとんたろう[カツトンタロウ]
1983年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学大学院修了。下北沢や新宿近辺など小田急沿線に長く住み、小田急線に乗り続けてきた。会社員との兼業ライターとして、さまざまなメディアで多くの記事を執筆。とんかつ関連のものが多いが、とんかつのみならず幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
新宿や下北沢等に住まれていた筆者による小田急沿線100年史。始点から終点近くまで毎日乗って通学してた身としては、筆者よりは私のほうが小田急満喫してると思う。筆者にとっては観光列車ロマンスカーなハレなんだけど、私にはケなので。代々木上原で千代田線から乗ってくる方に押しつぶされ、新百合か町田あたりでなら座れ…、あれ、本厚木になっても立ってるじゃん私みたいなやつな…。相模大野で切り離されて、片瀬江ノ島まで島流しされたこともありました。2023/09/05

Francis

11
小田原市に生まれ新宿・下北沢など小田急線沿線に住み続けている著者による関東私鉄の雄、小田急電鉄の100年史。私も小田急線沿線住民です(^-^)ロマンスカーと箱根観光に偏っているため、通勤用電車の歴史が一切書かれていないのが玉に瑕ではあるのだが、でも大変面白い小田急電鉄100年史です。小田急線の開業当時は沿線にはほとんど人がいなかったとか。そう言われれば新百合ヶ丘以西の川崎市・町田市内の沿線は所々にのどかさが残ってますね。だから最近の海老名の急激な発展ぶりがかえって心配になってしまうのでした(^^;2023/08/17

Hachi_bee

3
#OER #小田急 沿線に生まれ育ち、幼い頃からの小田急ファン。小田急関係の本を沢山読んできました。著者も同様に小田急沿線で生まれ育った方。著者の小田急愛を感じます。 第5章『小田急線と沿線の現在と未来』には、沿線の街づくりのヒントが散りばめられているように感じます。 インターアーバンとしての性格と観光線としての性格を併せ持つ小田急。沿線が盛り上がることにより小田急の収益も上がり、小田急が元気になれば沿線に活気が出てくるように思えます。さて、僕に何ができるか。 2023/04/23

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