内容説明
母子家庭で育ててくれた母のため。厳しく接してくれた恩師たちのため。優しくて温かかったサンフレッチェのため。いつも声を枯らしてくれたサポーターのため。大好きなチームメイト、浦和レッズのため。僕は、「人のために」戦いすぎたのかもしれない―失ったものを取り戻すために悩み、葛藤し、走り続けた2年間。アスリートは厳しい現実とどう向き合ってきたのか。
目次
プロローグ 「自信」と「過信」
第1章 2013―「転機」(インタビュー森山佳郎「激怒した日」)
第2章 2014―「自信」(インタビュー平川忠亮「友だちへ」)
第3章 「優勝」
エピローグ 「未来」(インタビュー柏木清美「ありがとう。」)
著者等紹介
柏木陽介[カシワギヨウスケ]
1987年12月15日生まれ。浦和レッドダイヤモンズ所属のミッドフィルダー。兵庫県神戸市で生まれ、高校時にサンフレッチェ広島ユースに。サンフレッチェユースの高円宮杯初制覇に貢献するなど活躍が評価されU‐18日本代表にも選出される。2006年にトップチームに昇格。翌年には日本代表に初選出。2010年浦和レッドダイヤモンズに移籍。攻撃の要としてチームを支える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆこ
2
★★★☆☆2016/04/22
7H
1
成功している人も、いろいろ迷ったり失敗して反省したり試行錯誤してるんだな。天狗にならず控えめなのは好感が持てるがやや後ろ向きなので読んで元気を貰えるような本ではない。彼のことをよく知らなかったのだが詳しい人曰く、そういうタイプの選手なんだと。現在、新天地で頑張っていると思うが、再度自信を取り戻して欲しい。2021/01/29
Mimuchi
0
最後のお母さんのコメントが素晴らしい。サッカーって人間性が出ると改めて思う。2017/10/20
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
過信と自分で分かっているなら良いんじゃないかな? 表紙の洋服のセンスは分からないけど(苦笑)2017/05/27
FSU
0
表紙のファッションセンスが…読んだら逆にイメージ悪くなった2016/06/24