クオリティピッチング

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584134962
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

クオリティ・スタート率、防御率…歴代日本人先発投手No.1!錯覚させる投球、進化し続けるフォームと握り、逆算の配球論、マウンドでの“優位メンタル”。“メジャースタンダード”を体現した日本人最高投手による最高傑作ついに解禁!!

目次

1 マウンド上でなにを考えているか
2 メジャーに必要な発想
3 持ち球
4 メカニクス
5 シアトル・マリナーズ戦
6 テキサス・レンジャーズ戦
7 デトロイト・タイガース戦
8 先発投手に必要なメンタリティ

著者等紹介

黒田博樹[クロダヒロキ]
1975年2月10日生まれ、大阪府出身。ニューヨーク・ヤンキース所属。小学1年生で野球を始める。ボーイズリーグ「オール住之江」でプレーした後、上宮高校に進学。しかしエースとなることは叶わず卒業後、専修大学へ。3年時には東都リーグ1部昇格に貢献。大学最終年1部リーグではエースとして活躍。15試合に登板し6勝4敗。1997年ドラフト2位(逆指名)で広島東洋カープに入団。150キロを超えるストレートを武器に1年目から規定投球回数をクリア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

s-kozy

46
2013年発行の本書、いやぁ〜、圧巻の内容でした。2013年時点での黒田投手のピッチングについての考え方やプロの野球選手としての試合に臨む時の心構え、プロフェッショナルとしての考え方などが詳細に述べられている。マウンド上で考えていることや自身の持ち玉の握りと投げ方、ピッチングフォーム(メカニクス)などの解説の他に2012年の実際の試合をピックアップしての打者との駆け引きも述べられている。まさに「ここまで言っちゃっていいの?」という内容。それに対する答えも述べられている。これを読むとさらに野球が面白くなる。2015/05/15

デビっちん

14
黒田投手のピッチングについての考え方やプロ野球選手としての心構え、実際の対戦場面を振り返り、何を考え、何を目的に球種、コースを選択していたかが丹念に述べられているました。セオリーは一般論であり、誰にでも当てはまるものではありません。普段から自己観察を徹底し、自分の状態を把握しておくことが重要です。その場の雰囲気、相手との関係性から、自身の感覚に任せて行動するのが成功の秘訣なのではと思いました。不利なシチュエーションも見方を変えれば有利になります。すべては次のための布石、考えないと結果は残せませんね。2016/10/22

文章で飯を食う

12
簡単に三振が取れそうな球よりも、次の打席まで考えて配球する。コントロールミスをしても、それを生かす。思い切って腕が振れるように、ファーストストライクを取る。厳しいコースを狙わずに済むように、調子の良い球の逆のコース、高低を使う。うまく行っても、次を考えて喜びすぎない。良い球でも、単調になれば、一発で仕留めてくる大リーガー相手に、黒田が考え抜いた方法論だ。自分の仕事でも活かせることだな。優位に立つために先手を取る。人より早く出勤するだけで変わってくるだろう。2016/11/23

イノベーター

11
プロのピッチャーじゃなくても読むべきプロ論。 やっぱりこういう本人がこだわっていることを直接聞けるのは本のいいところだ。 http://www.4-de.net/changebook2017/02/22

来訪者

9
MLBで活躍中の黒田投手の著書。以前「決めて断つ」を読んだ際も感じたのですがメンタリティが松井秀喜氏や長谷川滋利氏と似通ってる部分があるように感じました。「自分がコントロールできる範囲の事だけをする」これは野球というよりどんな職業でも共通することですよね。雑音に惑わされがちな私には耳が痛い言葉です。2013/06/29

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