内容説明
臆病だからこそ、強くなれる。デビューから挫折を繰り返してきた、雑草人生を今、赤裸々に語る。ＷＢＣ世界バンタム級チャンピオンの、逆境にへこたれない生き方。
目次
序章 大きな目標
第１章 畏敬（７歳で本格的に練習開始！？；ズルの天才 ほか）
第２章 転機（親子の杯；２度目のプロテストで合格 ほか）
第３章 達成（決戦前夜；世界挑戦の朝 ほか）
第４章 天性（幻の徳山戦；“青空ジム”でトレーニング ほか）
第５章 敬意（泰子へ、そして子どもたちへ；オカンの試合 ほか）
著者等紹介
長谷川穂積［ハセガワホズミ］
１９８０年１２月１６日生まれ。兵庫県西脇市出身。真正ジム所属。１９９９年１１月、プロデビュー。２００３年５月、東洋太平洋バンタム級王座を獲得し、Ｖ３後に返上。２００５年４月、１４度の防衛を誇ったウィラポン・ナコンルアンプロモーション（タイ）を破ってＷＢＣ世界バンタム級王座を獲得。ウィラポンを再戦で９回ＴＫＯに退けたのをはじめ５年間に１０度の防衛に成功。Ｖ６戦からＶ１０戦まで５連続ＫＯ防衛を継続中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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あふもん
17
普通の人の感覚でプロボクシングに対峙しているのが説得力があり、趣がある2014/05/04
kera1019
7
初めての世界戦で、あのウェラポンを倒した時の衝撃をおもいだすなぁ。ホンマ、長谷川選手の追い詰められてからのあの勇気は尋常じゃないと思うけど、この本を読むうえで、あの獰猛な長谷川選手はどこにもいない… こんなに冷静で穏やかに周りを気遣う長谷川選手の何処にあの闘志が潜んでるんやろか… その人柄、勇健な姿にモチベーションもあがりました。2013/12/04
半木 糺
5
本書を読むと、長谷川穂積という人物がいかに誠実な人柄であるかがわかる。著者は何度も何度も周りの人間に感謝の意を表している。暖かい人間の周りには、暖かい人間がいるのだ。2015/01/30
crr(月雄
4
☆3 2016年9月 3階級制覇を果たした長谷川選手。僕がボクシングにハマった2013年にはもう王者ではなく、周りの友人が長谷川は凄かったと言うのを聞いてるのみだった。9月の試合、9回のロープ際の攻防で これが長谷川穂積なのか！と衝撃を受け、彼に対する尊敬の念を抱きながら読了した。長谷川選手自身の自叙伝だが、僕が映像で感じた事はこんなものじゃないというのが本音なので☆3にした。長谷川穂積選手は日本一かっこいい男だ。2016/09/27
太陽の塔
4
★★★★☆ 幼い頃の話から、チャンピオンになってからの葛藤まで最強ボクサー長谷川穂積を知ることのできる本。ジム仲間や家族からの視点もあり彼の人間としての素の部分も垣間見れます。長谷川選手のご両親や奥様、会長など彼に影響を与えた人達が、魅力的でそんな人達に囲まれている長谷川選手はすごく幸せモノだとおもいます。そしてなによりこの本は努力をすれば、道は開ける事を教えてくれます。簡単なようで一番難しい事をやり続けた結果、史上最高のボクサーに上り詰めた。次は３階級制覇期待してます。2011/01/19
