内容説明
働く理由がわからなくなったとき、他人がうらやましくてたまらないとき、将来が言いようもなく不安になったとき、あなたを支える「シゴト処方箋」です。
目次
1 仕事とのつき合い方(理想郷プレッシャー;仕事の悩み寺子屋)
2 働く意味とは(心と身体を一致させますこと;仏道的な働き方のすすめ;働く意味とは)
著者等紹介
小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年生まれ、山口県出身。月読寺住職、正現寺副住職。東京大学教養学部卒業。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。2003年から2007年まで、オテラとカフェの機能を兼ね備えた『iede caf´e』を展開。それ以後、月読寺(東京・世田谷)に住まいながら自身の修行と、一般向けに坐禅会の指導をすることに専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
suite
14
心を頭に閉じ込めない。心を目の前の現実感覚に縛りつける。目の前のことに没頭。2016/07/23
仮ッ子
5
忙しさに流されて、なんで私だけがこんなに苦しまねばならないのかっ、と怒りがストレスになっているこの頃。ちょっと考え方を変えられそうです。お金の奴隷ってコトバにはグサッときました。働く意味はお金のため、ではないんですね。いい仕事をして、気持ち良く日々を過ごせますよう、精進したい。2011/02/13
TAKA
3
いつも、「この俺様」に料理や食器洗いなどつまらない仕事をさせて、のうのうとテレビやゲームをしている家族に対し、イライラしている私がいた。 この本を読んで、 心を今目の前に存在している現実感覚へとしばりつけることを、繰り返していれば、自分自身がやるべきことへ集中できるようになる。集中した状態=ストレスがない。 「嫌だな」という怒り・反発(の煩悩)によって、自らを暗い気持ちにさせ傷つけている。 など、今の自分に必要なことが書いてあり、良かった。 2012/05/03
Humbaba
2
自分には今の仕事よりももっとあったものがあるのではないだろうか.そう考えることは誰にでもあるだろう.しかし,それを求め続けていても,幸せになれる保証はない.眼の前にある仕事に集中して,煩悩を追い払うことこそ最も効果的に幸せになる方法である.2011/09/23
やまえつ
2
全くストレスを感じることなく仕事を日々継続していくための作法を伝える本。妄想や空想に逃げようとする心を「今ここ」にしばりつけ、仕事に没頭することこそがストレスなく仕事を継続する秘訣なのだということがよくわかった。2009/05/21