ベスト新書<br> 消えたお妃候補たちはいま

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消えたお妃候補たちはいま

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584126028
  • NDC分類 288.44
  • Cコード C0236

出版社内容情報

容姿、両親の職業、家柄、出身大学、血筋、語学力、経済力などを併せもち、「有力候補」と言われながらリストから消えていった数百人の女性たちがいる。お妃選びから皇室会議、内定発表までを克明に追うとともに、「皇后」になれなかった高貴な女性たちの現在を追う。

内容説明

70名のプリンセス候補たちは幸せになったのか。令和の皇后となった雅子さま。平成のお妃選びで「雅子妃」はいかに誕生し、他の候補者たちはなぜ消えていったのか。あれから四半世紀を経たいま、果たして彼女たちは幸せをつかんでいるのか?驚きの事実が明かされる―。

目次

第1章 お妃選び第一期―英国留学までの候補たち
第2章 お妃選び第二期―英国留学の日々
第3章 小和田家をめぐる攻防―袋小路に入ったお妃問題
第4章 お妃選び第三期―大詰めでの各方面の思惑
第5章 小和田雅子との再会から婚約へ―皇室会議までの365日
第6章 雅子妃とお妃候補たちの「それから」―バブル・均等法世代の四半世紀

著者等紹介

小田桐誠[オダギリマコト]
1953年青森県生まれ。亜細亜大学法学部卒業。出版社勤務を経てフリーのジャーナリストに。放送専門誌『GALAC』編集長、BPO(放送倫理番組向上機構)「放送と青少年に関する委員会」委員、NPO法人放送批評懇談会常務理事選奨事業委員会委員長、法政大学社会学部兼任講師を経て、現在、メディア総合研究所運営委員、立教大学と武蔵大学社会学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sofia

49
「均等法第一世代の女性たちは幸せになったのか」という副題にひかれたが、雅子さまにどうやって決まっていったのか、がメイン。30年前、女性週刊誌にプライバシーも関係なくお妃候補の名前がガンガン載っていたことを思い出す。そしてついこの間まで、現天皇一家に批判的な報道が相次いでいたことも。表紙の雅子さまと今の雅子さまを見て、そして本を読んで「雅子さましかいないなあ」と思うが、その間にみんなは言いたい放題を言っていたけどね。また十何年か後にこんなことが起こるのだろうか。 2020/01/03

せ~や

44
皇室の知らなかった一面を見た感じ。皇族の方々に対する見え方が、少しだけ変わった印象。人知れず、いろんなモノに耐え忍んでいるのかもしれない。☆32020/02/16

ころこ

36
天皇・皇后に対して、実名の70人のお后候補に対して、明らかなプライバシー侵害です。BPOの委員を務めたと巻末のプロフィールに書いてあるので、こういう感覚の人物がテレビを含めた言論空間にいるのかと人権意識を疑います。純粋な問題提起ならば、表紙の皇后の写真は要らないはずです。当時、どういうお后候補が居たかは興味がありませんし、本来なら、名前も含めて知るべきではないでしょう。本書に意義があるとすれば、男女雇用機会均等法が施行された第一世代である皇后の世代が、男女平等の建前と専業主婦幻想の本音に翻弄され、「生きづ2019/06/11

りらこ

19
均等法第一世代。雅子様に決まるまでの、紆余曲折と他にリストアップされた人たちの背景とその後。上の世代なので、よく覚えています。現天皇が雅子様に一目惚れして諦めなかったことで実ったこのご成婚は彼女の人生として、どうだったのか。その後の苦しみと支える姿を拝見して苦悩の深さは想像することもできないけれど、きっとどこかでこの道を進まねばと鼓舞しながら、思い通りにならぬ自分の体調と向き合われたんだろうなぁと感じました。他のお妃候補の方々は、そこまで話が進んでいなかったご様子。2022/07/22

にこにこ

9
「お妃」あまりやりたくない職業。消えたお妃候補の今は当然ながらあまり触れられておらず、消えなかったお妃擁立の話じゃないか!というある意味予想通りの内容。2019/08/02

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