出版社内容情報
不確実性の時代にこそ、歴史に学び、正しい大局観を身につけることが重要になってくる。そのためのヒントが本にはある。著者が推奨するのは「読まずに見る」という本質を見極めるための読書法を紹介。
榊原英資[サカキバラエイスケ]
著・文・その他
目次
第1章 「さわり」を読む―頭の中に残る情報だけが重要だ(本は「読む」ものではない。「見る」ものだ;「はしがき」や目次から、本の「さわり」をつかむ ほか)
第2章 読書の土台をつくる―子どもや学生のころに読んだ本(子どものころから本が好き。名作全集や偉人伝をよく読んだ;物語が描く時代の雰囲気は、子どもでもわかった ほか)
第3章 歴史を学ぶ―大局観が身につく本(2020年前後に、大きな“転換点”がやってくる;正しい「大局観」を身につけることが大切だ ほか)
第4章 視野を広げる―世界を縦・横・斜めに見る本(いくつもの歴史を並べて、横に見ていく;縦にも横にも読めるユニークな『情報の歴史』 ほか)
第5章 経済を学ぶ―「今日よりいい明日はない」生き方(サックス『世界を救う処方箋』が警告する道徳的な危機;かつての「アメリカン・ドリーム」は崩れ去った ほか)
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
1941年生まれ。東京大学経済学部卒、1965年に大蔵省に入省。ミシガン大学に留学し、経済学博士号取得。1994年に財政金融研究所所長、1995年に国際金融局長を経て1997年に財務官に就任。1999年に大蔵省退官、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、2010年4月から青山学院大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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