出版社内容情報
コミュニケーションも乏しく、非生産、チームワークなど不在な「バラバラ職場」が急増。そうした昨今の日本の職場の問題点を提議、これからのチームワークの強化の仕方について、生産をあげる職場の事例をとりあげながら、紹介していく。
内容説明
「働きやすさ」を追求するから会社はダメになる!「不満」がなくても、「満足」がない職場で人は育たない!!「崩壊する職場」を立て直す処方箋。
目次
第1章 会社が進めるピント外れの職場改革
第2章 劣悪な職場をつくり直すヒント
第3章 チームワークができない職場事情
第4章 「働きやすさ」ではなく、「働きがい」
第5章 「働きがいあふれる」チームをつくる5つのステップ
第6章 「働きがい」を取り戻すための職場改革
第7章 上司が捨てるべき10の固定観念
第8章 崩壊する職場でも、つぶれない自分になるためには
著者等紹介
前川孝雄[マエカワタカオ]
(株)FeelWorks代表取締役/青山学院大学兼任講師。大阪府立大学、早稲田大学ビジネススクール卒。リクルートを経て、08年に「人を大切に育て活かす社会づくりへの貢献」を志に起業。「上司力研修」、「人を活かす経営者ゼミ」、「育成風土を創る社内報」などを手掛け、約300社で人が育つ現場づくりを支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
313
身につまされる実例が多く詰まっていた。そんなに多くの会社を知っている訳ではないので、どれくらい汎用性が高いのかはわからない。働きやすさを追求するから会社はダメになるという帯の言葉は真実に思える時もあるが、一方で、あり得ないレベルで社員を大切にしたら23年連続黒字とかいう本もある(笑)過去の経験から、ぬるま湯組織を引き上げるのは、ブラック組織からの脱却以上に難しい時がある。この本では、上司だけではなく部下となる人たちにも参加を求めている部分があるが、それを言い出したら本なんて読む必要ないんだよな…とも思う。2017/10/26
りー
15
ぼんやりした実例や想いを盛り込みすぎてまとまりがなくなってしまい、表面をなぞるだけの内容になってしまったイメージ。マッキンゼーのリーダー論等のモチベーションマネジメント系の書籍のまとめ的な内容なので、それらの本を読むきっかけにするには物足りないし、読んだ後ではあまり意味がない気がする。2016/09/10
Koichiro Minematsu
12
「働きやすさ」から「働きがい」へのシフトが、組織の成果をあげる。 作業も目的を持ち工夫すれば、それは仕事。目的があれば達成感がある。2017/01/07
まつさや
3
管理者になったので再読。 「チームの目的」をしっかり決めて、みんなに期待をかけて仕事して行こう、と改めて思えました。2023/10/26
ニョンブーチョッパー
3
★★★☆☆ 働きやすさと働きがいの違いを強調されている。これからの時代働く人のモチベーションが大事になる。それにしてもサクサク読み進められなかったのはなぜだろう。2017/06/27