ベスト新書<br> アドラーに学ぶよく生きるために働くということ

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ベスト新書
アドラーに学ぶよく生きるために働くということ

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584125205
  • NDC分類 159
  • Cコード C0211

出版社内容情報

アドラー心理学の第一人者である著者が、幸せになるこれからの働き方を提言。生産性や成功よりも大切なこととはなにか?

内容説明

本書の第一章では、「なぜ働くのか」という根本的な問題を考え、第二章では、「働かない」「働けない」という事例をもとに、「働くことの意味」をどう見るかについて考察します。続く第三章では、職場での対人関係の問題を取り上げ、風通しがよくなるための具体的な方法を提案します。最後の第四章では、幸せになるためにはどんな働き方をすればいいかについて考えてみます。どの章においても、働くことの意味を職場で働くという狭義ではなく、活動、さらには生きることと同義で考察します。

目次

第1章 なぜ働くのか(働くことが当然とされているが;働けない人 ほか)
第2章 あなたの価値は「生産性」にあるのではない(自分の価値は仕事以外でも見出せる;働けなくなった時 ほか)
第3章 職場の対人関係を改善するために(失敗や問題行動の原因を探しても意味がない;対人関係の中で考える ほか)
第4章 幸せに生きるためのこれからの働き方(仕事のモチベーション;人生の調和 ほか)

著者等紹介

岸見一郎[キシミイチロウ]
哲学者。1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学に並行してアドラー心理学の研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

66
「貢献感」とか「優越コンプレックス」などの単語を知り、自分の状況と照らし合わせ、いろいろと考えさせられました。2017/11/12

KAKAPO

40
’14/12/24『嫌われる勇気』'15/1/24『アドラー心理学入門』’16/11/20『アドラー心理学実践入門』’16年11月22日『人生を変える勇気』’17/01/21『幸せになる勇気』と岸見一郎先生の本を読んできた。この本は、序盤、同じ文章が何度も繰り返され読みにくいが、途中、アドラー以外の先人による言葉も引用され、第四章では、心理学というよりも哲学、哲学というよりも宗教?と思えるような昇華を見せる。どれか一冊ということであれば『実践入門』を薦めるが、脳に擦り込みたい方には、本書も無駄にならない。2017/02/19

西

29
自分にとってはやはり「他者貢献」の部分をどれだけ理解し、実践できるかが重要な問題だと感じる。 アドラーがうつ病患者に他者貢献の話をしたところ、「自分が喜びをもっていないのに、どうして他者にあたえることができるだろうか?」と患者が答えるところは、自分自身が陥ってしまっている考えに気づかされた。 自分にとっては、ありのままの自分を受け入れることが今は最重要課題。そのためにも他者貢献の行動をしていこうと改めて思った 2016/08/12

rigmarole

19
印象度B。『アドラー心理学入門』と同様、接続詞不足など日本語がぎこちなく繋がりの悪い例もあったりして、論旨の読み取りにくいところが散見されました。対人関係については『嫌われる勇気』と重複することを異なる例で言っているので復習になりましたが、仕事の仕方についてはアドラーを離れて自分の流儀を紹介している部分が多く、読者である私の期待から外れているところが。また、生きているだけで世の中に貢献しているというのは、著者と同じく若い頃に親の介護をした私としては同感できますが、それでは働く意味を導出できなくなるのでは。2019/01/31

as

18
働いて社会に貢献感を持つ事で劣等感を解消しましょう、と言う内容。「余人をもって代えがたし」は、嘘くさいと常々思っていました。やらなくて良い事はやらない、やるべき事は手短に、出来る事だけやる、出来ない事はやらない、はGOODな考えだと思います。2017/03/14

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