内容説明
これまで自分が辿ってきたこの道筋に、不正や間違いはなかったかどうか。自分はメンツというものに囚われて何か大きな過ちを犯していないかどうか。一度、自分を丸裸にして赤裸々な告白をする。そうすることで、初めて謙虚さや、本当の意味での倫理を知ることができ、初めて正義というものを正面から追求する権利を獲られるのだ。
目次
第1章 死なないように地雷を踏む方法
第2章 活字の「女」でぬけるか?
第3章 世論はなぜこうも不寛容なのか?
第4章 変態も極めれば、詩人になる
第5章 旅と酒がヘタレ心を癒す
第6章 AIに奪われないような仕事をしろ
第7章 犬も食わない男のメンツ
著者等紹介
島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年東京都生まれ、川崎育ち。東京外国語大学ロシア語学科在学中の83年『優しいサヨクのための嬉遊曲』が芥川賞候補となり、作家デビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞。92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞。2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。10年下半期より芥川賞選考委員を務める。現在、法政大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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