出版社内容情報
アスペルガーをはじめとする発達障害には、グレーゾーンがあり、多くの「自分は普通の人」と思っている人も、多かれ少なかれ発達障害的要素を持っていることを説く。そのうえで解き放たれたプラスの価値を提示する1冊。
内容説明
アスペルガー症候群にはきちんと診断がつくいわば「真性アスペルガー」の他に、グレーゾーンに位置する「隠れアスペルガー」の人たちが大勢います。彼らは強すぎる劣等感を抱え、他人とコミュニケーションができない、強い不安や恐怖心をもつ、病気にかかりやすい、慢性疲労があるなど、さまざまな“生きづらさ”を抱えています。しかし、アスペルガーも隠れアスペルガーも、実は才能あふれる素晴らしい人材です。枠組みがないために、ただマイナス面だけが目立ってしまって、周囲の理解が追いついていないのです。本書は、そんな“生きづらさ”を抱える「隠れアスペルガー」のために、マイナス面を抑え、プラス面を伸ばす方法をお教えします。
目次
序章 なぜか「生きづらい」君へ(僕のもとに集まる「一見普通だけれど生きづらい」人たち;東大卒のエリートサラリーマンからニートに転落したAさん(31歳男性) ほか)
第1章 「隠れアスペ」はなぜ気づかれないのか?(日本人の20人に1人は「隠れアスペ」!?;アスペは生まれつきの脳の障害 ほか)
第2章 君がまだ知らない「アスペルガーという才能」(アスペルガーは、生まれもった「十字架」ではない!;アスペルガーの医学的分類は3つ ほか)
第3章 君の生きづらさは、「隠れアスペ」のせいだった!(君の「生きづらさ」の正体を知ろう;君の劣等感が強すぎる理由1―糖質の摂りすぎでセロトニン不足に ほか)
第4章 君の「隠れアスペ」は、必ず克服できる!(隠れアスペの9割が改善!吉濱セッションの概要;セッションのゴールは、就職するまで ほか)
著者等紹介
吉濱ツトム[ヨシハマツトム]
発達障害カウンセラー。幼少の頃から自閉症、アスペルガーとして悲惨な人生を歩むが、自ら発達障害の知識の習得に取り組み、あらゆるアスペルガー改善法を研究し、実地に試す。数年後、「典型的な症状」が半減。26歳、社会復帰。同じ障害で悩む人たちが口コミで相談に訪れるようになる。以後、自らの体験をもとに知識と方法を体系化し、カウンセラーへ。個人セッションに加え、教育、医療、企業、NPO、公的機関からの相談を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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