ベスト新書<br> 大日本帝国の戦争遺跡

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ベスト新書
大日本帝国の戦争遺跡

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124796
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

太平洋戦争終結から70年。「あの戦争」の跡は、いまも私たちの近くにある。日本全国に点在する、敗戦とともに忘れられた戦争遺跡の数々を、豊富な写真と、詳細な解説文とともに紹介する。

内容説明

近代日本の発展に大きな役割を果たした旧日本軍。ところが、昭和二〇年の終戦とともに、旧軍の関連施設はその歴史的価値を顧みられることもなく忘れられ、あるいは無残に破壊されてきた。近年、近代遺跡の再評価がすすんでいるとはいえ、旧軍施設に対する注目は十分とはいえず、今日でも老朽による取り壊しなどが相次いでいるのが実状だ。本書は、長年にわたって旧軍にまつわる史跡を追い続けてきた著者が「帝国日本」の面影をいまに伝えるスポットを厳選して紹介している。

目次

序章 戦後70年目の戦艦武蔵発見
第1章 要塞・トーチカ(沿岸トーチカ群(北海道根室市ほか)
函館要塞跡(北海道函館市) ほか)
第2章 鎮守府・師団・司令部(旧陸軍第八師団(青森県弘前市)
横須賀鎮守府・海軍工廠跡(神奈川県横須賀市) ほか)
第3章 兵站・工廠・産業遺産(東京第二陸軍造兵廠忠海製作所跡(広島県竹原市)
佐世保と川棚の海軍工廠跡(長崎県佐世保市、東彼杵郡川棚町) ほか)
第4章 帝国軍人ゆかりの地をめぐる(乃木希典;山本五十六 ほか)

著者等紹介

飯田則夫[イイダノリオ]
1962年、茨城県生まれ。編集プロダクション勤務などを経て、独立。旅行雑誌や歴史雑誌を中心に取材執筆。「予科練」など旧海軍航空が身近な環境で育ったことから、近代日本の足跡を知る新鮮な歴史素材として学生時代より旧軍史跡に興味を持ち各地を探索してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

25
知らず知らずに結構行っていたことが判明。でも、北海道の要塞は行けてないので、いつか行ってみたい。私が行ったことがあっても、ここには取り上げられていない戦跡もあり。もっと詳しいのがいいなぁ。2018/04/21

北本 亜嵐

11
「戦争遺産」というと「負の遺産」を連想しがち。特に旧日本軍関連は歴史的価値を顧みることもなく、忘れさられていたり、老朽によって取り壊されているという。今に形を留めている遺跡や帝国軍人ゆかりの土地を紹介。豊富の写真から当時の息吹を感じることが出来る。遺跡好きな人に楽しめる本です。2015/07/10

そーすけ

2
戦跡を消費しようとする右派的な本。名指しこそしていないが、朝日の慰安報道について、「歴史誤認を認めた」って、大嘘もいいとこ。2020/12/12

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