ベスト新書<br> やさしく語る『古事記』

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やさしく語る『古事記』

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  • サイズ 新書判/ページ数 257p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124185
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0290

内容説明

『古事記』は日本民族がのこした現存する最古の書物です。本書では日本民族がのこした遺産ともいえるこの文献を通して、日本人が決して忘れることのできない伝承のかずかずをひもとき、さらに、大和朝廷はいかにして成立したのかについて解き明かしていきます。

目次

古事記 上巻(『古事記』成立の背景;創世―イザナギとイザナミの話;アマテラスとスサノヲ、騒動の顛末;オホクニヌシ(大国主)―受難と試練の国づくり
葦原中国の平定、そして天孫降臨)
古事記 中巻(神武東征―大和征服への道;崇神天皇―「初国知らしし」と称された治世;垂仁天皇―妻と子の悲歌;ヤマトタケルの伝説;神功皇后の挑戦と応神王朝)
古事記 下巻(「聖の帝」仁徳天皇と嫉妬妻;葛城氏系天皇の時代へ。そして兄妹心中;雄略天皇―武断と繁栄の治世;皇統断絶の危機を乗り越えて)

著者等紹介

柴田利雄[シバタトシオ]
1947年、東京都町田市生まれ。70年、慶應義塾大学文学部日本史専攻を卒業後、同大大学院に進み、特に日本文化史を探求。大学院修了後は、慶應義塾高等学校の日本史教諭として勤務。以後、慶應義塾評議員を経て2013年3月、同校退職。同年4月より帝京八王子中学高等学校の校長に就任。歴史に関する講演も多数。慶應義塾名誉教諭。福澤諭吉協会会員。日英協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬見

12
柔らかい口調で簡潔に語られる『古事記』。有名なエピソードをいくつか知っていて上巻をさらっと読んだ程度の知識しかないわたしでも、難なく通読することができた。大きな流れを掴むにはぴったりの一冊。『古事記』の特徴でもある歌が現代語訳付きで載せてあるので、雰囲気を味わいつつ内容理解もきちんとできる。『古代ギリシャのリアル』の藤村シシンさんのお父上の本と聞いて読んでみたけど、とても読みやすく、父娘そろって語りがうまく感動した。2017/02/16

遊未

8
古事記は子どものころから種々何冊か読んではいますが、この本のように「歌」のある本が好きです。自然の中、草木の中からふわっと言の葉が湧き出るような歌。特にヤマトタケルの国思歌「倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭うるわし」初めて古事記物語を読んだ時から涙が流れそうになります。2017/03/05

キャリー

5
エピソードとして聞いたことがあっても時系列をよく分かってない日本神話。タイトル通りやさしく語られて分かりやすい。そして知ってると思ってたエピソードもその前後はろくに知らなかったことを知る。スサノヲが暴れ回ってアマテラスが岩戸に籠るのは知ってても、暴れる前は母を求めて泣き暮らしていたとは知らなかった。因幡の白ウサギの話は知っていても、その時に娶った妻が本妻の嫉妬に恐れをなして子供を置いて故郷に帰っちゃったのも知らなかった。古事記面白い。2025/06/24

邑尾端子

3
古事記は近年、その面白さ(特に現代人にとってツッコミどころの多い内容の奇抜さ)が注目を集めており、平易な訳本など関連書籍が数多く出版されている。本書はそれら書籍のひとつとして平易に古事記の魅力を伝えるものであるが、その根底にわが国の歴史世界、宗教世界、神話世界への深い造詣と敬意をはっきりと感じさせる点に特徴がある。古事記は現代人からみて時にばからしく面白い。だが、そのばからしい面白さだけに注目していては本当の魅力に気づけないかもしれない。古事記を通じてわが国の歴史の深遠にも目を向けさせる良書である2013/09/17

まふ

2
古事記を丁寧に面白く読みといていく授業、といった本。本筋を追いながら、時折より詳しい解説や因んだ雑談を入れてくれて、それが深く広い教養に基づいているので面白い。昨今の言葉遣いには腹に据えかねるところがあるのか、突然いつもより感情が乗ってびっくりした(笑)古事記は小さい頃に昔話としてそれぞれの話を読んで知っていたけれど、通読すると前後関係がわかっていいなあ。そしてやっぱり天照様、マジかわいいほんと好き。あと雄略天皇周りのエピソードこんなに怖かったっけか…。2015/09/18

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