内容説明
少子化、未婚率の上昇などにより単身世帯が急増している。これからの日本は、ひとりで息を引き取る=孤独死がスタンダードになっていく。メディアは孤独死を無縁の証であり、淋しい、悲惨だと騒ぎ立てるが、看取られずに死ぬのは、決して悪いことでも淋しいことでもない、ましてや不幸なことでもないと著者は言う。迷惑を最小限におさえ、遺された者たちに後悔や罪悪感を与えず、ひとりで満足しながら息を引き取る。そういう「ステキな孤独死」もあるのだ。本書は、これからの時代、避けようとしても避けられない孤独死を、前向きに明るく迎えるための指南書である。孤独死のための6つの作法を紹介する。
目次
第1章 孤独死なんて怖くない!
第2章 作法1 自分の「老後」を想像する
第3章 作法2 できるだけ早く発見してもらう―早期発見のためのセーフティネット
第4章 作法3 遺産の行方を知っておく―孤独死と相続の不適切な関係
第5章 作法4 葬儀について最低限の準備をしておく―どんなふうに弔われたいか
第6章 作法5 入るお墓を用意しておく―あなたが安らかに眠る場所
第7章 作法6 遺された人にメッセージを残す―遺言書とエンディングノート
第8章 「ひとり」を楽しみ、ステキな孤独死を迎えるために
著者等紹介
市川愛[イチカワアイ]
1973年、神奈川県川崎市生まれ。葬儀相談員市川愛事務所リリーフ代表。一般社団法人終活普及協会理事。服飾メーカー勤務後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。「婚礼業界にウェディングプランナーがいるならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要」との想いから、2004年に独立。日本初の葬儀相談員として、累計四〇〇〇件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、テレビ出演、葬儀情報サイトの運営、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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