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ベスト新書
熟女(オバサン)の品格

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123522
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0236

内容説明

果たして、熟女と呼ばれるオバサンたちの奔放な行動や発言の裏側には何があるのか?本書では、世間体や恋愛、色気、お金、夫、子どもなど、オバサンを取り巻く様々な事柄を俎上に上げ、その「欲望」や「腹の内」「人間関係」「日常」「性」について、時に過激に、時に自虐的に鋭く斬り込んだ。

目次

第1章 熟女の欲望(熟女を見る目―世間体;曖昧にして確固たるもの―色気 ほか)
第2章 熟女の腹の内(経験から導き出される振る舞い方―マナー;目的ではなく大事な物を手に入れる手段―お金 ほか)
第3章 熟女の人間関係(自分で選んだ好きな男―夫;永遠の恋人―子ども ほか)
第4章 熟女の日常(地に足のついた「ちやほや」―家庭;過酷にして厳粛な事実 体型 ほか)
第5章 熟女の性(逃げないプロ意識―セックス;「達人」と「純情」の関係―回数 ほか)

著者等紹介

岩井志麻子[イワイシマコ]
1964年、岡山県生まれ。高校在学中の82年、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入選。少女小説家を経て、99年『ぼっけえ、きょうてえ』で日本ホラー小説大賞受賞。翌年、同作で山本周五郎賞受賞。2002年、『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞を受賞。作家活動の一方で、タレントとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿呆った(旧・ことうら)

26
★確信犯的に毒づいて、えげつなく書いてあるので、人によってはムッとなるかもしれない。★『体脂肪と比例して腰も肝もすわってきた。』や『出腹、タレ乳、タレ尻は女の勲章』など笑える文や、『女の魅力は年相応に尽きる』『人の話を聞かずに自分の話ばかりするようになったらオバサン』などの名言もありました。★『オバサンは女の完成系』らしいので、いい意味で開きなおろうと思いました。2015/12/11

ひのきもり

6
軽めの文章であっさりと読みやすいけれど、実はえらくシビアでまっとうな内容。時々でてくるエピソードはうすら怖い。 若さは賞味期限付きだからこそ魅力的なのだ。実は女性の人生の半分以上は「おばさん」としての期間。私自身は賞味期限のうちに若さをあまり堪能できなかったけれど、そろそろ現実を受け入れて、見事なおばさんにシフトチェンジしないとなあ。2012/03/02

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

5
えらいこと真っ当な本。アラフィー・アラフォー女子必読。どうやって年をくっておばはんになっていくべきか、その覚悟が求められる。楽になれるよ。かなわぬ夢を見続けるより、現実と向き合ったほうが楽だよ。2012/02/20

くさてる

5
いつもの志麻子ちゃんエッセイとして軽く読める一冊。けれど、変に肩に力が入った「生きるとは」「女性とは」という突きつめた視線のエッセイよりも、ずっと柔らかく、女性という生きかたについて楽しんで読むことが出来ると思う。でも、取り上げられるエピソードは時々、そこはかとなく、怖い。2012/02/01

6(ロク)

3
ああ、これ程買うのが恥ずかしい本も無かったわ、よく見ていただくと「熟女」に(オバサン)ってルビが振ってあるんだけどね。まぁどっちにしても恥ずかしいって話だわ。好き嫌いはさておき、志摩子さんの圧巻とも言える強烈な個性は他の追随を許さないモノがありまして、この方が喋ってるのを拝聴すると「これぞ神クラス話芸だ!」って膝を打ってしまいます。で、内容は「オバサン達よ、オバサンであることに胸を張れ!」って話だが・・・・、これ以上存在感発揮されても戸惑うだけだよねぇ、オバサン以外の人類は。2013/11/03

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