ベスト新書<br> 新聞社も知りたい日本語の謎

ベスト新書
新聞社も知りたい日本語の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122631
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0281

内容説明

本書は読売新聞社で連載された「新日本語の現場」をまとめたものです。方言や、様々な機器に使われるマニュアルの言葉等々、私たちの使う今の言葉はどうなっているのか、あらゆる角度からレポート。

目次

1章 方言の今―日本全国、こんなに異なる物の言い方(「マック」か「マクド」か;同じ「マクド」でも… ほか)
2章 方言の戦い―東京vs関西、言葉をめぐるバトル(東京弁は「きしょい」!?;東京への劣等感が根底にある? ほか)
3章 まだまだ方言の戦い―日本語の奥深さを実感する(関西弁での講義にとまどう留学生;みずから方言教材を作る地域も ほか)
4章 マニュアル作り―伝えることの難しさ(漢字より仮名はわかりやすいのか;仮名にすればよいのか ほか)
5章 続・マニュアル作り―「わかりやすさ」って何だろう(辞書が必要!?携帯電話の説明書;そもそも「テンプレート」って何だろう ほか)

著者等紹介

橋本五郎[ハシモトゴロウ]
読売新聞社特別編集委員。1946年、秋田県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、読売新聞社に入社し、政治部次長、論説委員を経て、97年には政治部長。その後、編集局次長、編集委員を歴任の後、現職。日本テレビ系『ズームイン!!SUPER』などのテレビ番組にも出演し、ニュース解説者としても活躍している。また、公安審査委員会委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hisatomi Maria Gratia Yuki

2
前半の方言の使われ方調査も面白いが、後半の現代日本における主にIT系機器のマニュアルの変遷が抜群に面白く、これだけをもっと掘り下げて一冊で読みたくなった。メイキングものが好きだからだろうか?2015/07/30

こまき

0
マニュアルを直木賞作家に書かせるというのはなかなかおもしろい。文章のプロに任せるというのはいいアイディアかもしれない。読み物とまではいかなくても、そういったこころみは続けてほしい。マニュアルはだんだん平易になってきたのかと思ったが、バブル崩壊後にコスト削減のため複雑な文面に逆行した時期があったというのは意外に思った。「やさしい日本語」の存在は興味深い。ひたすらひらがなにすればいいというものではない。英語よりも「やさしい日本語」のほうが日本に住む外国人には通じる可能性が高い。2013/02/02

よっしー

0
唯一、小さい「を」と言っている富山県出身の私です。この本で、その事実を初めて知りました。ちょっと衝撃。(笑)2010/05/08

TsuRu

0
大阪・・・っつうか関西情報が多い気がしますが、面白かった。2010/04/05

はにゃん

0
☆☆わかりやすい日本語表現の話。ただし文字文章がメイン。確かにわかりやすいが、だからどうなの?という問に解答はない。残念。2010/03/24

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