ベスト新書 銀座ママの給与明細

和希【著】

ベストセラーズ（2009/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 189p／高さ 18cm
• 商品コード 9784584122419
• NDC分類 673.9
• Cコード C0236

内容説明

銀座の高級クラブといえば、男なら一度は遊んでみたい憧れのスポット。だが、料金や格調の高さが、そのまま敷居の高さに直結し、一度も足を運んだことがないという人も多いことだろう。本書は、そんな「高嶺の花」の存在である高級クラブの実情や、謎だらけの銀座ホステスの私生活について、現役の美人ママが、赤裸々に明かした驚きの一冊。高級クラブの料金やホステスの給料、様々に課されるノルマや数多くの罰金など、これまで厚いベールに包まれてきた高級クラブの実態が、初めて浮き彫りになる。果たして、銀座の高級クラブとは、どんなところなのか。

目次

第１章　高級クラブの舞台裏をすべて見せます（突然のクーデター発生；銀座ホステスの移籍騒動　ほか）
第２章　銀座ホステスの金銭事情すべて教えます（銀座ホステスの給料の仕組み；銀座ホステスの給与を公開　ほか）
第３章　わたしはこうして銀座のママになりました（厳しい親に育てられて；バイトに明け暮れた高校生活　ほか）
第４章　銀座ホステスの「あの手」「この手」（銀座で売れる条件とは？；その人らしいキャラがあることが大切　ほか）
第５章　だから銀座ママはやめられない（銀座ホステスの巧みな会話術；銀座の「名刺」には肩書きがない　ほか）

著者等紹介

和希［カズキ］
今年７月にニューオープンした銀座８丁目の高級クラブ『Ｒ』の現役ママ。１９７８年、北海道室蘭市出身。６歳から千葉県木更津市で育ち、高校卒業後、バス会社やサーフショップ勤務を経て、１９歳の時、新宿の高級クラブで水商売を開始。六本木を経て、２０歳で銀座デビューを果たす。『Ｒ』を皮切りに、『Ｃ』、『Ｓ』、『Ｖ』など、数々の有名クラブで働き、２３歳でナンバー１となる。その後、常に売り上げ上位をキープし、３０歳の若さで銀座のママに登り詰める。現在、この不況下でもコンスタントに売り上げをマークし、着実に銀座でのキャリアを重ねている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akira]

図書館本。これは面白かった。給与明細はごく一部、どんなシステムでお店が回っているのか。ホステスという人間の役割。そしてお客さまとの関係など。敷居の高そうなイメージの銀座。しかし、実は数々のルールやしきたりがあってこそ保たれるものがある。破った者には不粋という烙印が押され、逆に粋な人は遊び続けることができる。お金だけ持っていればいいという世界ではないのだなと。粋なエピソードも多く、読んでいて小気味の良い一冊だった。「だから、約束を破る子や、人付き合いがきちんとできない子は必ず消えていきます」

2017/04/20

[Kaz]

銀座に飲みに行ける人の金銭感覚がすごい！こっちは本を買うのにブックオフ詣でをしているというのに！！（しかも100円コーナー）

2015/05/28

[しょー]

　再読。自分の必要経費に注目したくなった。交通費の他はなんだろう？支出に役割や原因をみつけると、節約につながるかもしれない。

2015/02/15

[ハザマー]

新地の高い店も同じ感じですね。ホステスさん は、気遣い心配りですね。 最近、客に気を使わす女性も多くみるが。

2014/03/25

[みゆき]

銀座の高級クラブ、死ぬまでに行くことなさそう。給料は高いけど、ノルマ、罰金が多すぎて、楽な商売ではない。お客さんの未回収のツケをホステスが払わされるなんて大変。水商売は、ずるいイメージがあるけど、ママたちは誠実な気持ちで商売されているということを知った。どっちにしろ私には、縁はなさそうな世界ではある。

2015/10/06