内容説明
信長は小心者だった!迂回奇襲ではなく、正面攻撃が、今川軍2万5千vs.織田軍2千ではなく、今川軍1万vs.織田軍5千が真実だった…本書は、「信長=変革」という誤った記号が作り出された淵源に位置する「桶狭間」に新たな真実の光を当てる。
目次
「信長=変革」という記号
通説に対する疑義
両軍の国力(『日本戦史・桶狭間役』の分析;尾張の国情;今川領)
戦端
進軍
戦機
奇襲
戦果
謬った記号
著者等紹介
太田満明[オオタミツアキ]
1960年、兵庫県三原郡(現・南あわじ市)生まれ。大阪教育大学卒。兵庫教育大学大学院修士課程修了。修士論文は司馬遼太郎の作品論。学生の頃から歴史書、歴史小説を濫読し、諸々の史料を調べて戦国史の謎を読み解く試みを長年続けてきた。『桶狭間の真実』が第一作。現在、兵庫県立三原高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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