内容説明
北アルプスを一望する天守閣に、桜吹雪舞う古城址、しだれ柳の掘割、天に向かって反り返る石垣…私の大好きなお城、城下町。数多の歴史・旅行雑誌で撮りつづけた城郭カメラマンの第一人者が、北は松前城から南は今帰仁城まで、訪ね歩いた名城を厳選し紹介。地元の人のみが知る名物や、思わぬ観光スポットなど、旅慣れたカメラマンならではの情報が満載。〈お城撮影メモ〉もあり、気軽に携帯し、旅先で広げてほしい一冊である。
目次
第1章 北海道・東北の城
第2章 関東の城
第3章 甲信越・東海の城
第4章 近畿の城
第5章 中国・四国の城
第6章 九州・沖縄の城
著者等紹介
斎藤政秋[サイトウマサアキ]
1931年、東京都生まれ。54年、日本大学芸術学部映画学科卒業。58年、写真スタジオ勤務を経て、フリーのカメラマンになる。以来、出版関係を中心に歴史・文化の分野で活躍する。とくに、日本の城郭撮影では第一人者として知られている。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
2
カメラマンである作者が、全国の古城を巡った紀行文。 作者が古城をこよなく愛しているのはわかる。 文体としては作者の感想が多く挿入されているか読みやすいとは言えない。本書は一つの城について一章を割り当てる構成だが、各章の文末に記載されている各城の撮影スポットは写真好きには参考になりそう。2018/05/17
kuni2_s
0
城や周辺の様子や歴史、会った人との話が書かれていて、楽しく読めた。撮影ポイント、食べ物の話も参考になった。2013/04/10
左近
0
各地の城及び城下町を中心に歩いた紀行文。著者は、日本の城郭撮影では第一人者だそうで、城に関する説明はそれなりに書いてある。さすがはカメラマンだけあって、写真撮影のポイントなども付け加えてあるが、その写真がほとんど掲載されていないのは残念。是非、実物を見てみたかった。ひょっとしたら、信玄、勝頼達が葡萄酒を飲んでいたかも…という想像は、ちょっと楽しかった。2012/07/15
-
- 洋書
- Bash! Vol.1