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春画浮世絵の魅惑〈6〉艶本名作撰2―愛欲に痴めく女心

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584121122
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0272

内容説明

浮世絵師や戯作者たちは、この艶本に人間喜劇を描出した。性愛に惑溺する男女の性態を明らさまにとらえ、誇張し、ユーモア精神の発露の場に変貌させた。愛欲に痴めき、溺れ、性愛の魅惑を描破したのである。好色一辺倒に徹した男女の悦楽を謳歌し、無比のものにした。これが艶本である―。

目次

序章 大笑い。艶本の楽しさ
第1章 北斎―多満佳津良
第2章 月麿―色の道独案内
第3章 国芳―華古与見
第4章 国貞―春夏秋冬 色の詠
第5章 国麿―女護島縁起
第6章 国政―秘戯艶説 枕筥

著者等紹介

福田和彦[フクダカズヒコ]
1929年大阪生まれ。文化学院文科、東京写真大学技術科を卒業後、アテネ・フランセに学ぶ。1958年より、金沢美術工芸大学産業美術学科主任を十五年勤める。1963年、第一回国際工業写真展(旧チェコスロヴァキア)グランプリを受賞。1967年より東洋、西洋美術研究のため、インド、東南アジア各地、欧米諸国(イタリアを中心に)にて長期滞在生活を送る。著書は百六十冊余。性哲学者・美術史家。WAS学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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