内容説明
計略をめぐらして相手に強引に勝つ流儀を、無手勝流という。ソ連の外交交渉や商談をみていると、ありとあらゆる計略を駆使していることに思い知らされる。しかし、ちょっと考えていただきたい。ソ連の交渉術がそれほど巧妙ならば、それを謙虚に受けとめて、むしろ私たちの商談や会議などで大いに活用してはどうだろうか。なんの計略もなく、みすみす相手の思うツボにはまる人間は、“カボチャ”も同然である。本書でソ連流交渉のテクニックを学んでいただきたい。
目次
“ノー”を“イエス”にすりかえる〔ソ連流〕詭弁の説得術
思いのままに人を動かす〔ソ連流〕脅しの交渉術
たくみに人の心を揺さぶる〔ソ連流〕ジラシの心理術
敵も味方に引きづり込む〔ソ連流〕秘密の接待術
謀略・盗聴・買収のテクニック―〔ソ連流〕悪の情報術
〔ソ連流〕の交渉術にハメられない切り返しの発想法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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ブックオフでなんとなく買ったが、とても内容が深かった。現在までも難航する北方領土問題交渉がうまくいかない理由がわかった。2015/08/20
