内容説明
中学“日本一”の名将による「実力を伸ばす」指導論。
目次
第1章 指導方針と中学生へのアプローチ(目の前の結果や評価にとらわれず子どもたちの将来を見据える;“怒る”から“諭す”へ 現代の子どもへの指導 ほか)
第2章 自身の歴史と指導の変化(偶然の出会いから始まりどんどんハマった野球;さまざまな人との縁により成績を上げた小松川三中時代 ほか)
第3章 強いチームを作る考え方(仲間同士で助け合う雰囲気を作り「チームのために」と考えさせる;重要なのは失敗した後の姿勢 「次」を合言葉にして前を向く ほか)
第4章 高校につながる技術の習得(「練習メニューの楽しさ」と「上手くなる楽しさ」を感じさせる;練習の進め方―与えられたスペースを活用して全員で均等に練習を積む ほか)
第5章 今後の中学野球が担う役割(高校野球も見据えて指導するのが中学野球の指導者としての役割;野球のボールを投げることで体の使い方の基礎を学べる ほか)
著者等紹介
西尾弘幸[ニシオヒロユキ]
1957年6月3日生まれ、東京都足立区出身。自身の野球歴は中学まで。82年に葛飾区立本田中学校に赴任し、89年に渋谷区立笹塚中学校へ転任して野球部顧問となる。93年には江戸川区立小松川第三中学校(現・小松川中学校)へ移り、野球部監督として都大会優勝5回、準優勝4回。2006年より同区立上一色中学校に赴任すると、野球部監督として『全国中学校軟式野球大会』で準優勝2回、4強2回。全国大会常連チームに育て上げ、22年の『全日本少年軟式野球大会』で初の日本一に輝いた。24年3月いっぱいで教員を退職し、24年4月からは教員の働き方改革や少子化対策を背景に部活動の「地域移行」が推し進められている中、『上一色ベースボールクラブ』を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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