出版社内容情報
野球の試合の勝ち負けは、「当たり前のことをやった=プラスポイント」の積み上げと、「やるべきことをやらなかった=マイナスポイント」の合計がスコアになって表れるものだという著者。1試合の300球の1球1球で、攻撃側と守備側の心理が動くから、シーソーのように流れが傾く。野球の試合で、どういうポイントを見れば・気づけばそれがわかるのか。試合に勝つための試合の流れ、勝敗の分かれ目を紐解いていく。
内容説明
試合の流れを知り、“野球の奥深さ”に触れることで、野球がもっと面白くなる。野球観戦にも必携の一冊!
目次
第1章 「野球あるある」を知る(攻撃あるある;投手あるある;守備あるある;試合展開あるある)
第2章 観察力を高める(17人の視点で試合を見る;試合前のウォーミングアップでチームカラーを感じ取る;試合前のシートノックで「当たり前」のレベルの高さがわかる;シートノックから駆け引きが始まっている ほか)
第3章 試合から学ぶ(野球IQを高める「脳内ダブルヘッダー」のススメ;2023年の全国高等学校野球選手権大会1回戦・富山県立富山商業対佐賀県立鳥栖工業)
著者等紹介
飯塚智広[イイズカトモヒロ]
1975年9月28日生まれ。二松学舎大附属沼南高から亜細亜大に進学。高校では主戦投手として2年春の千葉県大会優勝、夏は準優勝。3年春も県大会準優勝。大学で外野手に転向し、大学同期で現・侍ジャパン監督の井端弘和と一、二番コンビを組んだ。東都大学リーグ一部ベストナイン2回、二部首位打者1回。1998年、NTT関東に入社。日本選手権で初優勝に貢献し、優秀選手に選出。99年からNTTグループの組織改編でNTT東日本に転籍。入社1年目から日本代表入りし、2000年にはシドニー五輪に出場している。07年限りで現役を引退。現在は社業につく傍ら、NHKの高校野球解説者としても好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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