プロ野球現場広報は忙しかった。―裏方が見たジャイアンツ黄金時代

香坂 英典【著】

ベースボール・マガジン社（2024/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 347p／高さ 19cm
• 商品コード 9784583116907
• NDC分類 783.7
• Cコード C0075

出版社内容情報

あこがれの巨人入団を果たすも、5年で戦力外に。
しかし、それが長くて楽しい？裏方人生のスタートでもあった。打撃投手、スコアラー、現場広報・・・・。さまざまな役職を務めながら、ジャイアンツを支え、ジャイアンツとともに生きた著者が、華やかな表舞台の裏側にあった「裏方の裏話」を綴る。

内容説明

あこがれの巨人入団を果たすも、５年で戦力外に。しかし、それが長くて楽しい？裏方人生のスタートでもあった。打撃投手、スコアラー、現場広報…。さまざまな役職を務めながら、ジャイアンツを支え、ジャイアンツとともに生きた著者が、華やかな表舞台の裏側にあった「裏方の裏話」を綴る。長嶋茂雄監督、松井秀喜、高橋由伸らＧ戦士のとっておき秘話も満載！

目次

第１章　われらの「生きる教科書」長嶋茂雄監督
第２章　僕がジャイアンツに入るまで
第３章　ジャイアンツでの青春時代
第４章　楽しかった先乗りスコアラーの仕事
第５章　広報時代、松井秀喜という男
第６章　愛すべき、そして素晴らしい選手たち
第７章　敵？味方？報道陣の話
第８章　そして今、野球を楽しみ、野球とともに生きる

著者等紹介

香坂英典［コウサカヒデノリ］
１９５７年１０月１９日生まれ。埼玉県出身。川越工高から中央大に進み、７９年春にノーヒットノーランを含む７勝を挙げ、東都大学リーグ優勝に貢献。全日本大学選手権でも優勝した。８０年ドラフト外で巨人入団。８４年限りで引退。一軍では８試合登板で１勝０敗０セーブ、防御率４．３８だった。引退後、打撃投手、先乗りスコアラー、現場広報など巨人一筋で過ごし、２０２０年退社。現在は全府中野球倶楽部でコーチを務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[kawa]

東都・中大ピッチャーとしてノーヒット・ノーラン。期待されて巨人入団も残念ながら５年で現役引退。その後はスコアラー、球団広報として60才過ぎまで野球界に関わってきた著者の体験談。スポーツ選手のセカンド・キャリアか゚問題とされる昨今、選手としては意に適わなかった著者なのだが、人生の多くの部分を好きな野球に関われたことは幸せな職業人生だったと想像。と言うことで本書。タイトルと異なり彼の野球人生全般に及ぶ。その分、知りたかった広報・スコアラーの裏方役のところはややうす味の感ながら面白く読まさせていただく。

2024/07/19

[tetsubun1000mg]

中大４年生時１９７９年春季リーグ戦でノーヒットノーラン達成し、春季リーグ優勝決定カードで２試合連続完投勝利で優勝。　最優秀投手賞とMVP受賞する大活躍。　当時は現ヤクルトGMの小川淳司氏と高木豊氏が有名だったのだが、香坂氏の名前は憶えていた。　巨人にドラフト外で入団（今でいう育成契約）するも５年で現役引退後はスコアラー、広報、スカウトを歴任して２０２０年に退団。　松井や元木、清原のエピソードも興味深いが、当時の外国人選手とのやり取りが面白い。　グラッデン、チョ・ソンミン、クロマティーの話が特に良かった。

2024/08/02

[あきひと]

中大ピッチャーとして東都でノーヒットノーランをやり、巨人に入団した香坂。プロ入り後どうしていたのか、知る由もなかったけど、読友から借りて読んで、すごく親近感が湧いた。　　5年で現役引退したあと、バッティングピッチャー、先乗りスコアラー、広報として勤め上げた人生は立派でした。　 　　どれも興味深いエピソードで埋め尽くされていますが、阿部慎之助のお父さんが中大の先輩として居たことが香坂のその後を決定付けたことと、広報・香坂が、ゴジラ松井に少なからず影響を与えたことに感動を覚えました。

2024/08/15

[sennbei]

エピソード、仕事と併せとにかく野球好きが伝わる良い本

2024/10/06

[たつや]

2025年25冊目。長年ジャイアンツで裏方を務めてきた著者ならではの裏話が満載。昭和～令和、自分が子供の頃からみてきた野球の流れと沿っていて、とても懐かしい選手の話題もあり楽しく読めた

2025/02/02