出版社内容情報
心の能力を上げ、価値観をそろえることで、強い組織をつくる名将・斎藤智也。福島県内での公式戦95連勝や戦後最長の13年連続夏の甲子園出場など数々の偉業を成し、22年夏の甲子園ではチームを過去最高のベスト4に導いた。獲るより育てる「負けない野球」の戦い方を、スポーツジャーナリストの田尻賢誉が60のセオリーとして伝える。斎藤監督とともにチームを支える横山博英部長のセオリーも紹介。
内容説明
心の能力を上げ、価値観をそろえることで、強い組織をつくる名将・斎藤智也。福島県内での公式戦95連勝や戦後最長の13年連続夏の甲子園出場など数々の偉業を成し、22年夏の甲子園ではチームを過去最高のベスト4に導いた。獲るより育てる「負けない野球」の戦い方を、スポーツジャーナリスト田尻賢誉が60のセオリーとして伝える。斎藤監督とともにチームを支える横山博英部長のセオリーも紹介。
目次
第1章 強い組織をつくる
第2章 練習する、準備する
第3章 育てる、鍛える
第4章 戦い方、采配
第5章 リーダーの生き方、習慣
横山博英のセオリー
著者等紹介
田尻賢誉[タジリマサタカ]
スポーツジャーナリスト。1975年12月31日、神戸市生まれ。学習院大学卒後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょちょ
16
聖光学院がスカウティングしていないというのには驚き。 斎藤監督は、メンタル面・人間力に重きを置いている。 それは良いことと思うが、大人でも全員に理解させるのは不可能で、高校生ではなおさらで、大変であろう。 しかし、これが彼の信念のようだ。 コーチとの役割分担が実に上手くいっているようだ。 確かにこういったことで実績を上げてきた。 一度は甲子園で優勝して欲しいとは思うが、やはり何か1つ足りない気がする。 夏の甲子園では、地方大会の打率が3割5分以上は必要なので、そういった打力を磨く何かだと思う。2023/09/24
ようはん
15
聖光学院野球部が2001年の初出場した際には聖光学院の学生として実際に学校応援に参加した甲子園のスタンドで対明豊戦での20対0の大敗戦を目撃し、その後もテレビで多くの試合を観てきた身であるけどあの試合、あの年には見えない所での努力や苦労、意外なドラマやターニングポイントがあったのかと驚かされた。聖光学院の強さは緻密な戦術もあるが、敗北を糧にして這い上がる精神力、チームワークを大事にできる人間力の育成を1年時から行う事にあるのが大きいと感じる。2024/07/03