出版社内容情報
筋力トレーニングをしている人、筋力トレーニングを指導している人、これからスポーツやトレーニングの研究や指導の世界に入ろうしている人を対象に、2016年6月号から21年8月号まで『コーチング・クリニック』で連載された「最新 筋肉の科学」に加筆・修正し、1冊にまとめました。
骨格筋の基本的性質、身体運動のメカニズム、筋肥大や筋向上のメカニズムなどを理解し、その上でトレーニングの方法論やプログラムを考察していく、筋生理学のやさしい入門書。
内容説明
身体と人生のパフォーマンス最大化へいま人類が知るべき筋肉の最先端理論。
目次
筋肉の役割とは?
熱産生に関わるタンパク質「サルコリピン」の働き
「UCP」と「褐色脂肪」
運動に関わる4大要素
筋肉はどんな仕組みで動く?ガソリン編
筋肉はどんな仕組みで動く?エンジン編
筋収縮の仕組み1 専門用語の解説
筋収縮の仕組み2 屈筋と伸筋の特性
4つの筋収縮形態
「等尺性随意最大筋力」の測定〔ほか〕
著者等紹介
石井直方[イシイナオカタ]
東京大学名誉教授。1955年、東京都出身。東京大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。東京大学名誉教授(運動生理学、トレーニング科学)、理学博士。力学的環境に対する骨格筋の適応のメカニズム、およびその応用としてのレジスタンストレーニングの方法論、健康や老化防止などについて研究している。日本随一の“筋肉博士”としてテレビ番組や雑誌でも活躍。ボディビル・ミスター日本優勝(81・83年)、IFBBミスターアジア優勝(82年)、NABBA世界選手権3位(81年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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