出版社内容情報
幼いころにてんかんを患い、母は相撲に反対だった。父子で通った相撲道場。誓った力士への夢は、「第二新弟子検査」で扉が開く。双葉山の命日に時津風部屋へ入門し、切磋琢磨して関脇に昇進。軽妙な語り口でも人気者になったが、大ケガに見舞われ無給生活に。復活の陰にあったもの、人生を変えた大一番で感じた孤独、今だから話せるライバルとの秘話など、18年間の集大成がここに。
元時津風理事長、元横綱白鵬、元横綱稀勢の里、元大関琴奨菊らが語る「もう一人の豊ノ島」も収録。
内容説明
幼い頃にてんかんを患い、母は相撲に反対だった。父子で通った相撲道場。誓った力士への夢は「第二新弟子検査」で扉が開く。切磋琢磨して関脇に昇進。その業師ぶりと軽妙な語り口で人気者になったが、大ケガに見舞われ無給生活に。復活の陰にあったもの、今だから話せるライバルとの秘話など18年間の集大成がここに。元時津風理事長、元横綱白鵬、元横綱稀勢の里、元大関琴奨菊らが語る「もう一人の豊ノ島」も収録。
目次
第1章 宿毛での少年時代(豆腐屋の長男として;サッカー少年から相撲少年へ ほか)
第2章 双葉山道場での猛稽古(第二新弟子検査の緊張感;琴奨菊との初対戦 ほか)
第3章 激動の関取時代(新三役への思い;自鵬関からの初金星!しかし一面は… ほか)
第4章 関取の座(大関の壁;親父が見た最後の一番 ほか)
第5章 引退へ(無観客場所で引退;小兵の醍醐味 ほか)
著者等紹介
井筒大樹(元関脇豊ノ島・とよのしま)[イズツダイキ]
本名・梶原大樹(かじわら・だいき)。昭和58年(1983年)6月26日生まれ。高知県宿毛市出身。宿毛高校卒業後、時津風部屋に入門。第二新弟子検査を受けて平成14年(2002年)初場所初土俵。入門から3年で新入幕を果たし、平成20年(2008年)秋場所で関脇に昇進。生涯成績703勝641敗68休(109場所)。殊勲賞3回、敢闘賞3回、技能賞4回。金星4個。令和2年(2020年)春場所限りで引退し年寄井筒を襲名。170.5センチ、145キロ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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