内容説明
2021年夏、唯一無二のバスケで世界を魅了したトム・ホーバス率いるバスケットボール女子日本代表。名将が唱える、選手の力を最大限に引き出すコーチングとは、いかに―。
目次
第1章 「トム・ホーバス」ができるまで
第2章 ホーバス流コーチング哲学
第3章 競争と高い目標設定
第4章 勝てるコーチであるために
第5章 学び続けなければ生き残れない
第6章 日本のバスケットボールの未来
著者等紹介
ホーバス,トム[ホーバス,トム] [Hovasse,Tom]
1967年1月31日生まれ、アメリカ出身。ペンシルベニア州立大学を卒業後、ポルトガルリーグでのプレーを経て、1990年にトヨタ自動車ベイサーズ(現アルバルク東京)に加入した。1994年にNBAに挑戦し、アトランタ・ホークスと契約。1995年に日本リーグに復帰し、2000‐2001シーズンまで選手生活を送った。JXサンフラワーズ(現ENEOS)や女子日本代表でコーチなどを務めたあと、2017年に女子日本代表のヘッドコーチに就任し、東京オリンピックまで指揮を執った。2021年秋から男子日本代表のヘッドコーチを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきねこ
12
トムホーバスさんは究極の負けず嫌いでよき仕事人。バスケットの神様がトムホーバスさんの姿を借りて生きている。東京オリンピックの銀メダル未だに興奮している。ガードの評価ランキングには驚いた。町田はそれほどの高評価ではなかったのね。WNBAに行くけどね。男子代表も追いかけ始めました。ただ。中国戦の大敗はいただけなかったけど、西田や比江島、金丸などのシューターに期待しています。日本は、ビックマンに頼らずにアジリティーで勝負した方がよい。日本のバスケも世界のバスケも知っているトムさんにただただついて行きます。2022/03/21
天切り松
2
トム・ホーバスさんに興味を持ち。監督でなくコーチなので、選手とチームを使うのではなく育成。先が楽しみ。2024/11/10
ひまわり
2
日本女子代表にとても楽しませてもらった東京オリンピック。 これから日本男子代表がどうなっていくか楽しみなパリオリンピック。 私が再び、バスケに夢中になれたのもこの、ヘッドコーチのおかげ。 トム・ホーバスさんが日本のバスケットに関わってくれて感謝です!2022/03/13
Decoy
2
トム・ホーバスの人生と哲学が、簡潔にまとめられている。とても読みやすい。ホーバスが去った女子代表も、ホーバスが新たに就いた男子代表も、行く末が気になる…。2022/02/14
具志堅
1
トム・ホーバスのことがよくわかった。基本的には読む前にイメージしていたものとほとんど変わらない。ただ、古いものを大切にしながらも新しいものを取り入れていくこと、選手やスタッフの行動を観察し、対応方法を変えていくこと、ここが素晴らしいと感じた。2022/11/25
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