目次
第１章 指揮官の旅（トム・ホーバス）
第２章 牽引者たちの旅（頼れる日本の大黒柱 〓田真希；試合を支配する世界のアシスト王 町田瑠唯）
第３章 シューターたちの旅（ホーバスジャパンの生命線 宮澤夕貴；笑顔の３ポイントシューター 三好南穂；勝負強さが光る日本のスナイパー 林咲希）
第４章 支えた者たちの旅（試練を乗り越えた司令塔 本橋菜子；誇れる最強のシックスマン 長岡萌映子；日本代表のムードメーカー 馬爪エブリン）
第５章 若者たちの旅（急成長中のスピードスター 宮崎早織；日本を背負って立つ若きエース 赤穂ひまわり；ポテンシャルが開花した成長株 オコエ桃仁花；ディフェンスで存在感を示す最年少 東藤なな子）
著者等紹介
小永吉陽子［コナガヨシヨウコ］
スポーツライター。『月刊バスケットボール』、『ＨＯＯＰ』編集部を経て、フリーランスのスポーツライターとなる。カテゴリーを問わずバスケットボールの現場を駆け回り、ＦＩＢＡ国際大会など精力的に取材する。編書、構成本は多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Yutaka Matsuzawa
14
東京五輪で銀メダルの女子バスケチームへのインタビュー集。同じ方向を向き一つになってやり切れるチームは強い。そこに至る代表に選ばれるまでの苦しみ、個人の成長、ケガとの戦い、ベンチメンバーのひたむきさ。一人一人の気持ちがよく描かれていた。共通するのは与えられた役割をみんな楽しんでいたこと。この流れで若手主体で戦ったアジアカップも５連覇達成と結果を出している。目標は金メダル。今度は恩塚監督のもと、まずは9月の世界選手権そしてパリオリンピックとまた私達をワクワクさせてほしい。女子バスケファンには必読の書。◎2022/06/16
ゆきねこ
9
監督と選手の一人一人のインタビューが載っているのに感激。そして、マネージャーまで。トムホーバス監督から恩塚監督までの戦術の変化にも言及してもらいました。宮崎早織選手の「合宿が終わるたびに代表選手が少なくなっていく。」競争させてやる気を出させるのがトムホーバスさん。怒られるのは自分のステップアップにつながると感じられる選手が生き残るのでしょう。高田まき選手はすごい選手。とにかく点を入れなければ、代表には選ばれない。１２人に選ばれたことこそが素晴らしいこと。今後もバスケ日本女子代表には期待しています。2022/03/24
ユウティ
6
フォーメーションが200もあったり、対戦相手によって何%どんな攻撃で〜とか想像以上に緻密で驚いた。女子は人として賢いなあと感じていたが、読んだらやはり皆さん素晴らしい人たちだった。どの選手も自分の役割を100%分かっていて、それを実行している。よく言う、自信とか気持ちとはこういうことかと伝わってくるようだった。お互いの苦しい気持ちも理解していて凄いチームだったんだなあ。自分はこんな風に考えてスポーツや仕事をしたことがあるだろうか（笑）本橋選手のガッツのあるプレーが大好きなのでこれからも応援しよう^^2023/09/15
Decoy
5
日本のバスケットボール史上、最大の偉業を成し遂げた選手12人とヘッドコーチ1人へのインタビュー。こういうのが読みたかったので、出版してくれて感謝。五輪での快進撃を思い出し、その裏の努力・苦悩を知り、何度か目頭が熱くなった。トム・ホーバスが、セレクター＆モチベーターとして、優秀過ぎる。すべて読み応えがあったが、個人的には宮崎早織の章が最も印象的だった。2022/02/05
sakamochi5d
4
本誌を読んで改めてオリンピックのベルギー戦をじっくり見返したら、ベンチメンバの想いとか怪我から復帰直後の宮澤選手とか本橋選手の凄さとかオリンピックリアルで見てた時に比べて感動ポイントが沢山あった。全員でワンチームとして皆がチームのために自分が出来る事を精一杯頑張った結果だな。本当にバスケって良いな!町田選手推しは変わらないけど、全メンバー好きで今後も女子バスケを応援して行こうと思います!!2023/05/07
