出版社内容情報
私たちは、2020年3月、「日本スポーツレガシー・コミッション」という新しい一般財団法人を立ち上げました。これはラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックなどの国際大会の経験、及びレガシーを継承していくためのもので、人材育成の場として運営し、スポーツ界のタテ社会ではなく、幅広いヨコの連携を活発にしようという発想です。
本書では、スポーツ立国推進塾の二期生への講義をまとめました。世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスは、日本のスポーツ界にも大きな影響を及ぼしました。コロナ禍を乗り越えて開催するオリンピック・パラリンピック大会は、世界中に勇気と希望を与え、「未来への継承」を実証してくれる大会になると信じています。
今こそ全世界の「スポーツの力」を発揮するときです。(「序章」より)
目次
序章 スポーツの今を語る
第1章 紙上シンポジウム スポーツレガシーについて考える
第2章 ラグビーワールドカップに挑んで
第3章 日本発のスポーツレガシーの今
第4章 スマートウエルネス事業について
第5章 塾生の考えるスポーツレガシーとは
終章 出でよ、スポーツマネジメント人材
著者等紹介
遠藤利明[エンドウトシアキ]
衆議院議員。文部科学省副大臣、2020年東京オリンピック・パラリンピック大臣を歴任し、現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長(会長代行)とともに、自由民主党2020オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部長、日本スポーツ協会副会長等を務める
馳浩[ハセヒロシ]
衆議院議員。文部科学大臣、教育再生担当大臣、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部本部長を歴任し、現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、自由民主党スポーツ立国調査会会長、政務調査会会長代理、虐待に関する特命委員会委員長等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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