本気でぶつかり本気にさせる 大野康哉―公立高校野球部の育て方

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  • サイズ 46判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583112732
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

公立高がいかに戦う集団になっていくのか。愛媛県立今治西高・大野康哉監督の、選手と向き合い力を引き出す方法をまとめた一冊。

内容説明

カギは控え選手にあり。73の法則でチーム力を上げる。強豪私学に負けない!今治西高・大野康哉監督のドラマをつくる戦い方。

目次

第1章 心に火をつける
第2章 チームを育てる
第3章 ドラマをつくる
第4章 準備をする
第5章 しのいで勝つ
第6章 信頼を築く

著者等紹介

田尻賢誉[タジリマサタカ]
スポーツジャーナリスト。1975年12月31日、神戸市生まれ。学習院大卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。講演活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょちょ

14
私の好きな監督の一人。私学のように全国から有力選手をスカウトできない公立高校をこれだけ甲子園に出場させ、そして甲子園でも実績を上げてきた彼のやり方は決して否定できないはずだ。この本は2020年発行なのだから、退任のきっかけとなった暴力事件もしっかり書くべきであろう。あれは試合中に部員が自ら「気合を入れてください!」とお願いして大野監督がびんたしたわけで、決して体罰ではないと思う。さて、彼は謹慎後、古豪松山商に異動した。今年も良いところまで勝ち進んだ。いずれ甲子園で、「大野監督、おかえり!!」と叫びたい。2023/08/18

Akihiro Ando

2
母校の野球部監督に密着取材した一冊。具体的な手法には賛否両論あると思うが、毎年メンバーが入れ替わり、様々な制約がある中で期待に応える結果を出し続けなければならない高校野球の監督。ビジネス書として読めばチームビルディングやコミュニケーションの文脈で参考になることは多々あるかも。2020/08/06

ゆうき

1
★★★☆☆3.5「試合につながる練習にする」p.21「やってきた環境が違うから、できなくて当たり前。できるようになるまで根気強く教えていかないといけない。」p.23「つきあってやる、見てやる、やったことに対して評価をしてやる」p.33「チームの底上げ」p.60「手を打てば 下女は茶を汲み鳥は立ち 鯉が寄り来る猿沢の池」p.59「VSOP(活力・専門性 30歳前半・独自性 30歳後半・人間性)p.86「無駄なことって結局無駄じゃない。p.106「ドラマがないのは指導者の力不足」p.129~「ノック頷くでも」2023/08/05

かずぴろ

1
読書をすることでまた1人、素晴らしい監督のことを知れた。上から目線ではなく、一人ひとりの生徒、選手を大切にする。控えの選手ほど大切にする。入ってくる選手がいなければ、自分の仕事は成り立たない。だから入ってくれる選手を大切にする。本当にその通りだと思う。 試合は練習のように、練習は試合のように。一生懸命やったことに満足しない。結果が出て初めて満足する。練習は何のため、それは試合で結果を出すため。 いい1冊に出会えた。2020/11/01

森田健作

0
時代錯誤感が凄い。この監督の話を美談にするのは違和感がある。2020/06/08

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