奇跡なんて、起きない。―フィギュアスケート・マガジン取材記2015‐2019

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  • サイズ 46判/ページ数 367p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583112527
  • NDC分類 784.6
  • Cコード C0075

内容説明

取材経験ゼロの記者が、世界王者とファンから学んだものとは。

目次

第1章 業界最後発からのスタート。(2015国別対抗戦2014‐2015シーズンファイナル号)
第2章 やるなら、徹底的にやる。(2015NHK杯2015‐2016グランプリスペシャル号)
第3章 読者の代わりに会場へ。それが「マガジン」の役目。(2016NHK杯2016‐2017グランプリスペシャル号)
第4章 聞こえてきた平昌への鼓動。(2017ヘルシンキ世界選手権2016‐2017シーズンファイナル号)
第5章 五輪V2へのカウントダウン。(2017年8月2017‐2018プレシーズン号)
第6章 彼は叫び、世界が叫んだ。(2018年2月平昌オリンピック男子特集号)
第7章 まだ見ぬ場所へ、新しい旅に出よう。(2019年3月世界選手権特集号)

著者等紹介

山口真一[ヤマグチシンイチ]
1967年3月29日生まれ。埼玉県出身。大阪芸術大学アイスホッケー部ではセンターフォワードとして関西学生リーグの試合に出場し、卒業後は新聞社の運動部記者に。その後、アイスホッケーや野球の分野でライターとして活動した後、ベースボール・マガジン社に入社し、2015年からはフィギュアスケート・マガジンの編集者兼記者。2018年3月に退社後、現在はアイスホッケー「東京ブルーナイツ」を運営するアイススポーツジャパン代表を務める傍ら、再びフィギュアスケート・マガジン、アイスホッケー・マガジンの編集に携わる。独身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ris3901

8
図書館にて。 フィギュアスケートマガジンを立ち上げた山口さんの2019までの取材記録集。 大阪、長野、江陵、平昌、たまアリ…色々思い出しました。この美津代、結構行ってました(笑)。改めて家族に感謝しなければと思います。 雑誌に掲載されたインタビューだけでなく取材裏話も少しあり、面白かったです。 今後彼が引退を決めたとしても、山口さんの記事、待っています。2022/03/28

ときわ

5
山口さんはフィギュアスケート・マガジンの編集者兼著者。販売部からの要望で2015年年明けに今までベースボールマガジン社が扱ってない競技で何か作ってほしいと頼まれて、編集企画部から3人ピックアップされた一人が山口さんだった。冬から春にかけてオンシーズンで今まで扱ってない競技。1時間ほどの会議で出した結論がフィギュアスケート。(コメントへ続く)2020/02/13

月華

4
図書館 2019年11月発行。羽生結弦と書かれてはいませんが、羽生結弦本でした。オリンピックシーズン、怪我をした羽生選手。ブライアンオーサーの本は、表に決して出てこなかった、羽生選手側、この本は一般の人側、というイメージでした。雑誌は読んだことはありませんが、文字がかなり多いようです。取材をする権利を得るのもかなり大変そうでした。雑誌が出来上がる過程も過酷な様子でした。カメラマンさんのコラムを読んでみたくなりました。裏表紙のボイスレコーダーは仕事の相棒なんだろうと思いました。 2021/07/05

くろいの

4
とてもとてもとても面白い。山口さんの文章は読みやすくて面白くて感動的で、良い。私は想定される「美津代」像とは違うけども(年代も少し下で主婦ではなくフルタイムで働いている)、あの日の大阪に、あの時のカンヌンにいて、まさに山口さんが書いている中の1人。偉大な人のファンになれてなんと幸せなことか。2020/08/19

きゃべつ

3
フィギュアスケートマガジンのインタビューまるまる文字起こしを確立させた著者の奮闘記。雑誌から一時期離れたものの「文章を書くことが人生だったってことだよね。それをやめるってことは、これまでの人生の意味を、自分でゼロにしてしまうってことじゃないの?」という言葉は自分自身にも響いた。助言を素直に受け入れる著者の柔軟さを見習いたい。2020/02/04

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