内容説明
1970、80、90、2000年代のすべてで、横浜高校を甲子園制覇(春3回、夏2回)へ導き、監督通算51勝を挙げた渡辺元智氏の、時代に合わせた球児を伸ばすための指導法。長年にわたり書き続けたメモの内容から、育成の極意、生きるヒントを紹介する。高校野球ファン、指導者、親、ビジネスマンに届けたい、名将の金言。
目次
第1章 基本の教え―すべては会話から始まる
第2章 失敗に気づくまで―わが前半生
第3章 失敗、挫折から学んだこと
第4章 人を伸ばす、力を引き出す育成法
第5章 指導者の哲学
メモの実際
著者等紹介
渡辺元智[ワタナベモトノリ]
1944年11月3日生まれ。神奈川県出身。横浜高では外野手。神奈川大進学も、故障で野球を断念して中退。65年に横浜高のコーチに就任し68年から監督。76年には関東学院大に入学し教員免許を取得後、社会科教諭として教壇に立つ。甲子園には73年春に初出場初優勝、夏は80年に初優勝を飾った。98年には春夏連覇で神宮大会、国体を含めて4冠、公式戦44連勝を果たした。2006年春のセンバツも制し、70年代から2000年代まで全年代で優勝を経験。甲子園は春夏通じて27回出場し、歴代4位タイの通算51勝(22敗)を挙げた(2019年センバツ終了時点)。15年夏限りで勇退。終身名誉監督を経て、現在は国際大会対策プロジェクトメンバーとして高校日本代表の強化に尽力している。「投手の障害予防に関する有識者会議」のメンバーの一員でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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