内容説明
かつて“広商野球”といえばスモールベースボールの代名詞。選手、監督として広商野球を経験し、広商イズムを継承している迫田穆成(現・如水館高監督)の野球観を、高校野球取材歴20年のスポーツジャーナリスト田尻賢誉が74の法則としてまとめた。迫田穆成の弟で、同じく広商野球の継承者、迫田守昭(現・広島新庄高監督)の勝負哲学も収録。高校野球で本塁打が量産される時代だからこそ、忘れてはいけないことがある。力がなくても、どう戦うのか、どう工夫するのか。高校野球の魅力とレベルアップのヒントに満ちた一冊。
目次
第1章 束になって攻める
第2章 工夫して守る
第3章 人間をつくる、心を磨く
第4章 考える力を養う
第5章 観察、分析して采配する
第6章 負けない戦いをする
第7章 一体感のあるチームをつくる
迫田守昭の勝負哲学
著者等紹介
迫田穆成[サコダヨシアキ]
如水館高校監督。1939年7月3日、広島県生まれ。広島商で選手として1957年夏の甲子園優勝。66年にコーチ、67年から監督として広島商を指揮し、甲子園には73年春準優勝、夏優勝を含む6回出場。春に江川卓を擁する作新学院を破った試合は語り草。93年三原工高(翌年如水館に改名)監督就任。如水館でも春1回夏7回の甲子園出場を果たしている
田尻賢誉[タジリマサタカ]
スポーツジャーナリスト。1975年12月31日、神戸市生まれ。学習院大卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある。著書多数。講演活動も行っている。「甲子園に近づくメルマガ」を好評配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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