出版社内容情報
同シリーズは、2012年に第1弾、13年に第2弾を発行した大好評のテニス実用書になります。やや時を経て、ようやく第3弾が誕生します。日本テニス協会公認マスターコーチである著者がテニスの戦略と戦術を徹底解説。錦織圭選手の活躍などで活気づくテニス界をけん引する一冊です。
内容説明
テニスは「時間」と「場所」を制する者が試合に勝つ!これが負けないテニス、勝つテニス、強いテニスの戦術だ!ゲームの最終局面、ポイント獲得!
目次
第3局面 サイドスピンの戦術
第3局面 ドロップショットの戦術
第3局面 ボレーの戦術
第3局面 スマッシュの戦術
第3局面 ロブの戦術
第3局面 パッシングショットの戦術
著者等紹介
堀内昌一[ホリウチショウイチ]
1960年2月1日、東京都生まれ。日本体育大学大学院修了。亜細亜大学教授。亜細亜大学テニス部監督として、関東リーグでは男子5連覇、女子8連覇、全日本大学王座決定試合では男子2回、女子3回優勝へ導く。選手時代は83年ユニバーシアード代表、85、86年ジャパンオープン出場を果たした。また、87~89年ワールドユース日本代表チーム監督、オレンジボウル、ウインブルドンジュニア遠征監督、99年ユニバーシアード・スペイン大会の日本代表チーム監督を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
15
本巻はテニスというゲームの最終局面、如何にポイントを取るかといった場面についての考え方を解説。その基本はターゲットが動的で相対的であること、そしてなるべくミスのリスクを減らしつつ効果的にポイントを取るにはどうすれば良いかということ。ここでも「間と場」が重要なキーワードとなる。そしてその裏返しの相手に攻撃されたときの守り方も解説しているが、これも自分が昔から指導していた内容を理論的に裏付けている感じ。特にロブの考え方をこれだけ積極的に書いている本は寡聞にして知らない。3冊まとめて中級者以上の必読書と思う。2018/08/03
ソラーレ
8
テニスの戦術について参考になりました。テニスの楽しみかたは人それぞれですが、本書には勝負にこだわりたい人むけに書かれているようです。テニスで勝っていくにはいかにしてミスをしないでポイントを失わないかが重要としています。ミスは振り遅れや相手の打ってくる場所にいないことが原因としています。端的にいうと「時間と場所を確保」することだといっています。準備の早さ、予測、姿勢について力を入れて説明されていると思います。勝負にこだわる人にはとても良い本だと思います。2024/07/12
snow peak
3
スプリットステップ、ドロップショット、ボレー、スマッシュ、ロブ、パッシングショットが重要なコトがよく分かった。早速、練習したくなった。2018/05/24
Great Eagle
2
ここまでは少し難しいかもしれないと思いつつ読みました。再読必要かな。。2018/06/10
kyomi
2
第3作はポイントを取り切る最終局面がテーマ。自分と相手とボールの状況によりベターな選択をする具体例を、ボレー、スマッシュ、ドロップ、位置取り、サイドスピンなどに分けて詳述。ますます実践的。32017/09/18