出版社内容情報
ブラジルで力道山に見初められプロレスラーとなった1960年(昭和35年)から、ジャイアント馬場との出世競争、アメリカ武者修行を経て、23歳の若さで東京プロレスを旗揚げ、辛苦を味わう1967年(昭和42年)までを掲載
内容説明
日本プロレス時代から新日本プロレス時代まで、不世出のプロレスラー・アントニオ猪木の戦い、一挙一動を超マニアックな視点で詳しく追う。プロレス史研究の第一人者である筆者が猪木について書き下ろす渾身の書。全4巻。
目次
1960年(昭和35年)―「ピーナッツ」が取り持った力道山との縁
1961年(昭和36年)―18歳にして鉄人テーズ顔負けの歴史的スピード出世
1962年(昭和37年)―力道山、豊登、一流外国人にもまれて、「アントニオ猪木」に成長
1963年(昭和38年)―馬場出世、渡米白紙、力道山死去…不安と戦う日々
1964年(昭和39年)―「トーキョー・トム」「リトル・トーキョー」、アメリカを往く
1965年(昭和40年)―生涯最多の年間試合数をこなし、NWA地区でメインイベンターとして奮戦
1966年(昭和41年)―狂瀾怒濤の東京プロレス旗揚げ
1967年(昭和42年)―事件続きの東京プロレスに見切りをつけ、日本プロレスに舞い戻る
著者等紹介
流智美[ナガレトモミ]
1957年11月16日、茨城県水戸市出身。80年、一橋大学経済学部卒。大学在学中にプロレス評論家の草分け、田鶴浜弘に弟子入りし、洋書翻訳の手伝いをしながら世界プロレス史の基本を習得。81年4月からベースボール・マガジン社のプロレス雑誌(『月刊プロレス』、『デラックス・プロレス』、『プロレス・アルバム』)にフリーライターとしてデビュー。以降、定期連載を持ちながらレトロ・プロレス関係のビデオ、DVDボックス監修&ナビゲーター、テレビ解説者、各種トークショー司会などで幅広く活躍。2023年3月、アメリカのプロレスラーOB組織「Cauliflower Alley Club」の最優秀ヒストリアン部門賞である「Jim Melby Award」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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