猛虎に挑んだ「メビウスの将」たち―タイガース監督群像が描いた幻想の美意識

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583109350
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

阪神タイガース「魔性の名門」のリーダー論。第33代指揮官・金本知憲に求められているもの。

目次

まえがきにかえて タイガースは乱セに“龍馬”を求めた…
序章 タイガース魂を結ぶ「方丈記」のような赤い糸
第1章 虎の監督は「歓喜あふれる恍惚」(ディオニュソス)か?「うちなる幻想」(アポロン)か?―タイガースが新監督・金本知憲に背負わせた十字架とは
第2章 タイガース史上唯一「玉砕しなかった監督」和田豊の残した“不器用術”の真髄―でも常に“ダモクレスの剣”の下にいた
第3章 阪神監督の“玉砕”の歴史にある3つの象徴と原型
第4章 “最も異質な監督”野村克也に求めたチーム意識改革の「不可解」な結末―追いつめられた老舗チームがとった実験の成否
第5章 老舗の退廃気質を塗り替えるために星野仙一が構えた正眼「精神の剣」―まず朝食をキチンと食え!と田淵幸一を叱り飛ばした心理学
第6章 阪神監督というペルソナ(仮面)をかなぐり捨てた指揮官・岡田彰布の真骨頂―優勝を手繰り寄せた18分のストライキと“暴言”の深さに酔う
あとがきにかえて “超変革”という「旅人」への祈り―阪神監督のたどるロマンチックな幻滅と幻想の系譜

著者等紹介

水本義政[ミズモトヨシマサ]
フリージャーナリスト。1942年(昭和17年)生まれ。関西学院大卒業。日刊スポーツ新聞社に入社し、第一線でプロ野球を取材。編集局長を経て退社。その後週刊誌、経済誌、新聞、教育出版物にコラムを執筆、講演活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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