内容説明
TPPに中国を参加させ、アジア太平洋共同体を作るきっかけにすべきだ。遺伝子組み換え表示やISDS条項など、TPP反対論の論点にも反論!元東大助教授(早稲田大学国際関係論博士・学術博士)の著者(現・参議院議員)がTPPの戦略的活用法を提案する。
目次
第1章 TPPはこうして戦略的に活用すべきだ(アジア太平洋共同体を形成するきっかけになる;TPPはアジア環太平洋の自由貿易をリードする牽引車となる;中国を孤立させないことがポイント;規制緩和は中国共産党にとってネックになる;TPPで一番得をするのはベトナムだといわれる理由 ほか)
第2章 TPP反対論に反論し、TPP実現後の未来を探る(TPPが関税及び非関税障壁の問題に風穴を開ける;「日本は内需の国だから、貿易に頼る必要はない」への反論;TPPに対する懸念を省庁にぶつけたり、自分で研究した;アメリカで遺伝子組み換え表示が禁止されたのは理由があった;TPPを利用して、米国州政府などの調達に風穴を開けるべき ほか)
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