箱根から世界へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583107776
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0075

内容説明

2020年東京五輪に向けての提言。サラザール理論への転換と組織改革の必要性。夢がつぶれた張本人の逆襲。

目次

第1部 現在に至るまで(大学駅伝監督は天職;監督歴十年で築いてきたもの)
第2部 未来(未来を見せてくれた大迫傑という男;サラザールとの出会い;二〇二〇年への提言)

著者等紹介

渡辺康幸[ワタナベヤスユキ]
1973年6月8日生まれ。千葉県出身。市立船橋高時代に、国体少年A10000mを二連覇。3年のインターハイでは1500m、5000mの二冠を達成。高校駅伝には3年連続出場し、1区で2年連続区間賞を獲得。早大に進学し、箱根駅伝では1年時に2区を2位で走り総合優勝に貢献。2年時は1区、3年時は2区をともに区間新記録で走り、4年時には競走部主将として2区で8人抜きを演じて区間賞を獲得した。在学中には日本代表として1992年世界ジュニア10000m3位、1995年世界陸上イェーテボリ大会10000m12位、ユニバーシアード福岡大学10000m優勝の成績を収め、卒業後はエスビー食品に入社。アトランタ・オリンピック10000m代表に選ばれる。2004年に早大競走部駅伝監督に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

11
早稲田大の監督を辞めた渡辺康幸がこれからやりたいことが何となく分かる。三冠を達成した後の目標の喪失とサラザールの最新理論を学びたいという欲求が抑えられなくなっていったようだ。将来的にはプロのクラブチームを作って世界に通用する選手を育てて欲しい。2015/03/07

kmfm

6
大の箱根駅伝ファンである。この駅伝のためだけに、一年間必死に練習し、強い思いで走り抜ける。そこにはいくつものドラマが生まれる。そして、他の駅伝と大きく違う特徴、過酷な山登り下り。しかし、あまりにも箱根駅伝の存在が大きいため、マラソンランナーが育たないと言う。そんな中、渡辺監督が指導した選手・大迫は異色である。面白い。見据えるは、箱根駅伝優勝ではない。長距離の世界一だ。自分が納得しないと食ってかかる。こういう考える選手は伸びると思う。それを認め、助けていこうとする渡辺監督も度量が大きい。2014/12/11

やじかな

4
市船時代、高校駅伝花の1区を走る姿を見てから大ファンで、箱根では母校が出場していようと、ひたすら早稲田を応援してます。それくらい、渡辺さんのファン。渡辺さんの、指導者としての大きさが伝わってくる1冊でした。竹澤、大迫という世界で戦える選手を育てるには、これまでのやり方でもダメだ、と思い、彼らのために前例のないことでもチャレンジしていく。箱根だけを見ているわけではないんですね。自身の苦い経験からも、箱根から世界に通用する選手を育てるために、これからも指導者として活躍してくれることを祈ってます。2015/01/21

SU

3
頭が柔らかい方だなと思うと同時にお弟子さんが世界の舞台で活躍するのが楽しみです。2015/02/04

いっぽ

2
箱根駅伝で早稲田の大エースだった渡辺康幸。名選手は名監督になれるのか。竹澤・大迫といった逸材が育ったのは、この人のおかげなんですかね。箱根で勝つことと、強いランナーを育てることの両立はそれほど難しいことなのか?渡辺監督、最後の年を優勝で終われず残念でした。2015/01/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9028582
  • ご注意事項

最近チェックした商品