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- > 日本の哲学・思想(近世)
内容説明
日本武士道は日本人生得の歴史精神であり、意識下に沈潜する憶念の根性である。これを信仰や思想の物指しで捕捉しても、根性の深奥性に接触することはできない。武士道の源流は万物一元を天為とする日本人の歴史精神であり、その精神を生きることを道といった。
目次
生得の道
律令制下の士道と叛徒
戦無派時代の武士道
律令制の衰退と新興勢力
武人の素性
国法と執行官僚
武心と大和魂
律令武者の豪族化
和魂と儒仏道
正義の韜晦
武は兢〓(てき)の道
神仏祈祷と色即是空
武士道と騎士道
国家武士道と戦陣訓
皇国史観の瓦解
著者等紹介
藤原稜三[フジワラリョウゾウ]
評論家・臨済禅僧・1925年生・44年2月出陣。復員後編集記者を経て三玄社を創業、77年臨済宗妙心寺派の沙彌職として東西諸国を行脚し、88年9月伊豆大島に稜雲禅庵を結定、99年関係役職を引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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