内容説明
「勝っておごらずに敗者への敬意を忘れることなく、負けても卑屈にならずに次の勝利を目指すための糧とする」現役時代は常勝軍団の司令塔としてリーグ優勝14回、日本一8回。監督としても日本一達成。類いまれな“勝負師”の野球哲学、指導論に迫る。
目次
序章(相まみえるライオンズOB;ライオンズ野球に球界のニーズ ほか)
第1章 常勝DNAの醸成期(Not「ON」But高田派;野性児の少年時代 ほか)
第2章 常勝DNAの萌芽期(笑わない指揮官;管理野球に激ヤセ ほか)
第3章 常勝DNAの開花期(キヨにライオンズ魂;球宴の朝に特打 ほか)
第4章 常勝DNAの継承期(プレーイングマネジャーを固辞;2度の故障で引退決意 ほか)
終章(携帯に日本代表コーチ要請;ミーティング不要のチーム ほか)
著者等紹介
伊東勤[イトウツトム]
1962年8月29日、熊本県生まれ。181センチ、84キロ。熊本工高‐所沢高、西武球団職員を経て、ドラフト1位で82年西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)に入団。3年目から正捕手に定着し、80~90年代のライオンズ黄金期の司令塔として活躍。実働22年にリーグ優勝14回、日本一8回を経験する。通算成績は2379試合出場、1738安打、打率.247、156本塁打、811打点、134盗塁、ベストナイン10回、ゴールデングラブ賞11回。13年、千葉ロッテマリーンズ監督に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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