内容説明
東北高時代の恩師が綴るダルビッシュ有育成秘話。「原石」を「超一流」へと導いた若生流指導の神髄。
目次
第1章 至高の逸材(40数校の勧誘のなかで選んだ東北高校;細心の注意を払った育成プラン;変化球養成ボール)
第2章 甲子園での1380球(ダルビッシュ狂想曲の始まり;春夏34回目の出場で初の決勝進出;敗戦を一身に背負い、大泣きした有;キャプテン就任;ノーヒットノーラン達成;笑顔で終わった高校野球生活)
第3章 指導者人生、波乱万丈(メジャーの投手3人を輩出した東北高校;若い世代に、野球のすばらしさを伝えていく;久々にみた母校の現状にがく然;挨拶、返事、礼儀、掃除;教育と野球の共通点)
第4章 ダルビッシュ有 大投手への道(高校3年間で見違えるほどたくましくなった精神;ずば抜けた頭のよさと制球力;柔軟な股関節とスムーズな体重移動を獲得)
第5章 いつか、大旗を―(有の成長した姿に勇気づけられて;高校野球になくなった地域差)
著者等紹介
若生正廣[ワコウマサヒロ]
1950年9月17日、宮城県生まれ。東北高校では主将・四番・エースで3年夏の甲子園出場。法大、社会人野球・チャイルドでプレーした後、指導者の道へ。埼玉栄高を経て、90年から東北高コーチ。93~95年、97~04年に監督を務め、11年間で春5度、夏2度の計7度の甲子園出場。03年夏にはダルビッシュ有(現・レンジャーズ)を擁して準優勝を果たす。05年8月末から九州国際大付高の監督としてチームを率い、春1度、夏2度の甲子園に導き、11年春のセンバツ大会準優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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