ベースボール・マガジン社新書
メジャーで勝つ―日本人ピッチャーの心技体

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  • サイズ B40判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583103983
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

日本人と日本野球が存在感を放つために、伝えておきたい経験と知識。先発でもブルペンでも日米の野球の「システムの違い」を認識したうえでの正しい準備と実践が成功につながる。

目次

第1章 日米の“システム”の違い(エクスパンションによる投手分業への影響;リリーフは「先発崩れ」の日本 ほか)
第2章 パワー型かコントロール型か(もっとも重視すべきは制球力;四球はとにかく嫌われる ほか)
第3章 頭を駆使する(頭脳という「技術」;ストライクゾーンの特性を知る ほか)
第4章 正しいコンディショニング(選手寿命を伸ばす土台づくり;“走りすぎ”の日本との差 ほか)
第5章 メンタルの強化(心理学とは違う心の持ちよう;脈を計り自分の精神状態を把握 ほか)

著者等紹介

長谷川滋利[ハセガワシゲトシ]
1968年8月1日、兵庫県生まれ。180センチ、81キロ(現役当時)。東洋大姫路高‐立命館大からドラフト1位で91年オリックス・ブルーウェーブ入団。1年目から先発ローテに入り、12勝を挙げて新人王獲得。95、96年リーグ優勝、96年日本一に貢献し、97年に金銭トレードでアナハイム・エンゼルスに入団。02年シアトル・マリナーズに移籍。メジャーでは、主にセットアッパーとして活躍する。05年限りで現役引退。NPB(6年)通算成績は142試合登板、57勝45敗4S、防御率3・33。MLB(9年)通算成績は517試合登板、45勝44敗33S、防御率3・71(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

38
立命館から入団した時から、投球に理知的な感じがした長谷川氏の著書。メジャーに挑戦する人は、長谷川氏に情報収集すべきと思う。エンゼルス入団時も英語でスピーチしたのも印象的。球種についてもツーシームやカッターについての説明が素人でもわかりやすく面白かった。また、セットアッパーと呼ばずにブルペンピッチャーと呼ぶのも新鮮だが、どうしてもブルペンキャッチー(壁)のイメージが強く、いい意味にとれなくて、読み終わってもそこがもやもや。ただ、トレーニング方法や、食事に関しても、勉強が伺える。ぜひ指導者として期待します。2016/01/21

文章で飯を食う

10
脈を測って、自分のメンタルの指標にする。上がり過ぎる時は、深呼吸で下げる。低すぎる時は、からだを動かしたりして上げる。心理学より確かな、実戦的メンタルトレーニング。2016/09/13

文章で飯を食う

7
メジャーのブルペンピッチャーを目指す人のための、究極のハウツー本。その極端さのせいで、とても面白い。しかも、その考え方は、私にも役立つ。完璧主義者になるな。一年を通して、コンスタントに働く方が良い。野球を知っている人なら、読むべし。2015/07/31

lop

2
考えて野球をやっているのがわかます。メンタルマネジメントに関するところはなるほど!と思いました。いつもわかりやすく書かれていて頭のいい人です。私も星野がメジャーで投げてるの見たかったです。メジャーリーガーがあのカーブをどう反応するか見たかったなぁ2013/11/28

SU

2
日本の野球界はコンディションニング、トレーニング分野は他競技に比べて遅れているのでは、、と思ってしまった。実際はそうでも無いと思うけど。2013/05/29

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