内容説明
身長167cmながらプロ通算100勝を達成、小さなエースが初めて明かした「勝つ投球技術」。ピッチングの奥義、全公開。
目次
第1章 窓ガラスを代償に磨いたコントロール
第2章 キューバ選手に笑われたシドニー五輪
第3章 「配球」と「エース」について思考する
第4章 身長167センチ、その体の使い方
第5章 全8球種、ボールの握り方を紹介します
第6章 いつかは追いつきたいあの人
著者等紹介
石川雅規[イシカワマサノリ]
1980年1月22日、秋田県生まれ。秋田商高‐青山学院大を経て、2002年に自由獲得枠で現・東京ヤクルトスワローズに入団。秋田商高時代には3年の夏に甲子園出場を果たした。青山学院大進学後は、2年の春に6勝を挙げMVPを獲得。2000年のシドニー・オリンピック日本代表にも名前を連ねた。プロ入り1年目は29試合に登板。12勝9敗、防御率3.33で新人王を受賞。その後もチームのエースとして活躍を続け、2008年には最優秀防御率のタイトルを獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
29
ヤクルト在籍の現役投手、石川雅規さんは現在45歳。今から15年程前?仕事で僕の職場の子どもたちと一緒に野球で遊んで下さいました(←自慢😆)。公称167cmの小さな大投手は、僕に対しても「先生、よろしくお願いいたします。私は何をしましょうか?」と腰の低い礼儀正しい方でした。でも細かい経歴はあまり知らなかったので、本書を読んでやはり努力の人なんだなあと、改めて感じ入りました。身長が低くても(パワーがなくても)技術と努力でやれる!と勇気を得られます。そして山本昌と一緒に自主トレをする程傾倒してたこと、納得です。2025/04/15
文章で飯を食う
10
投球と同じようにテンポのいい話。子供たちが見習うとしたら、石川投手。思いがけず、遠くまで行けるかもしれない。2016/05/18
Kaz
8
私も背が低いので、石川は大好き。甲子園の阪神戦で、一際低い彼を観て感動したのを覚えている。過去の回想や精神論にとどまらず、投球術や持ち球の解説までしてくれる懐の深い本でした。現役選手が自分の手の内をここまで話していいのか?というフアンの不安を解消するためにも、石川には勝ち星を重ねて欲しい。今季のような成績では、本書の価値は大きく下がる。2013/11/27
文章で飯を食う
7
背は高くなくても、球は速くなくても、プロのピッチャーになれる。天才じゃない人の話、おもしろい。2012/05/08
Kaz
5
再読。一回目に読んだ時より、石川の深み、凄さを実感した。何だかんだで二十年近く。先発で投げ続けられることに感服する。2020/05/31
-
- 和書
- 江戸の紙細工