ベースボール・マガジン社新書
負けない集中力―「ZONE」に入った男の一振りの極意

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583103303
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

戦力外通告からの復活。“野村再生工場”での教えとは―。

目次

第1章 衝撃の開幕戦3連発(運命の開幕戦;対照的だったヤクルトと巨人 ほか)
第2章 ヤクルトでの再生(突然の戦力外通告;ヤクルト入りを希望 ほか)
第3章 広島でのZONE(かなえられた夢;ここは軍隊なのか? ほか)
第4章 私を形作ったもの(“天才少年”の入院;市民球場の思い出 ほか)
第5章 ZONEを支配する(「ZONE」はコントロールできる;機械のような正確さ ほか)

著者等紹介

小早川毅彦[コバヤカワタケヒコ]
1961年11月15日、広島県生まれ。PL学園高から法政大を経て84年ドラフト2位で広島東洋カープに入団。法大時代には1年から四番を務め、2年の秋季リーグでは三冠王を獲得した。プロ入り後は、広島出身という期待に加え、甘いマスクで『赤ヘルの若大将』として人気が高かった。新人王を獲得した長打力は、87年、江川卓(読売ジャイアンツ)を引退に追い込んだ一発でも知られている。衣笠祥雄、山本浩二の引退後のチームの中では、打線の中核を担う貴重な存在だった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

39
ヤクルトでの小早川氏の斎藤雅樹からの三連発は鮮烈な記憶に残っている。また、ノムさんの配球説明で必ず事例に出される。2打席目のホームランは確かにノムさんの著書通りであったが、その他の二本は彼の読みがあった事が新鮮だった。またONに劣らない山本浩二、衣笠の関係も新たに知れて良かった。広島、西武の8戦までもつれた日本シリーズの事が少しわかって興味深かった。それと鶴岡監督時代のPLの頃の話も、中村監督以降の厳しさの質が違う様に感じて面白かった。2017/03/16

Kaz

6
「ZONEってそんなに軽いものなの?」というのが第一印象。一流選手の中でもごく一部の人間しか体験できないという印象があったので・・・。小早川は、すごく活躍していた印象だったのだが、巻末の成績を見ると安打、本塁打ともに拍子抜け。それだけ記録より記憶に残る選手であったということか。山本浩二や衣笠など、私の少年期のスターの話が読めたのはよかった。2014/08/02

じゃんけん

2
「決められた形を変えない」というのは、名選手が持つ特徴の一つだと思います。レギュラ-シ-ズンが始まると、浩二さんは試合前のルーティングをかたくなに守り続けました。 「決められた形を変えない」というのは、自分の実力や技術に絶対の自信を持つ人の発想2012/10/06

YOS1968

2
個人的な評価であるが、小早川自身は天才肌の野球選手であり、それがZONE? というのが第一印象。一方で小早川の活躍した時代のプロ野球は面白かった。その実情が語られているのはたっぷり楽しめた。2011/01/31

みぃ

2
ZONEとは何ぞやと、思いつつ読み進めて行くと、懐かしい選手の名前がぞろぞろと。 あー、そういう事だったのかぁと思いながらスルスルと読み進められました。 やるじゃん、小早川!2011/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2371839
  • ご注意事項

最近チェックした商品