内容説明
甲子園での通算勝敗は37勝11敗。なかでも1982年夏の第64回大会と83年春の第55回大会で成し遂げた「夏春連覇」の偉業が燦然と輝く。残した成績もさることながら、高校球界に革命を起こしたという一点においても、いまだ強烈な輝きを放っている。「阿波の攻めだるま」こと蔦文也がもたらした圧倒的なパワー野球の源泉を、畠山準、水野雄仁、江上光治ら三人の教え子が探る。
目次
第1章 指導者・蔦文也と革命前夜(蔦家の5代目誕生;蔦が刻んだ敗戦の歴史 ほか)
第2章 教え子が綴る(畠山準(83年卒業))(甲子園での二度の雄姿;建築士か甲子園出場か ほか)
第3章 教え子が綴る(水野雄仁(84年卒業))(最初の出会いは鳴門球場;将来を見据えて池高を選択 ほか)
第4章 教え子が綴る(江上光治(84年卒業))(なんでもない町“イケダ”;キャプテンとしての器 ほか)
第5章 蔦の遺伝子は息づいている(“イワシ軍団”を率いて三度目の全国制覇;受け継がれる蔦のDNA ほか)
著者等紹介
畠山準[ハタヤマヒトシ]
1964年、徳島県生まれ。池田高校を経て、ドラフト1位で83年に南海ホークスに入団。91年、横浜大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)を経て99年に退団。現在は横浜ベイスターズ業務部専任部長シーレックス担当を務める。82年夏の甲子園では、チームのエースとして活躍。優勝の立役者
水野雄仁[ミズノカツヒト]
1965年、徳島県生まれ。池田高校を経て、ドラフト1位で84年に読売ジャイアンツに入団。87年には10勝をマークしてリーグ優勝に貢献した。引退後は読売ジャイアンツのコーチを挟み、現在は評論家として活躍中。高校時代には82年夏、83年春連覇の主軸を務めた
江上光治[エガミコウジ]
1965年、徳島県生まれ。池田高校を経て、84年に早稲田大学に進学。卒業後は(株)日本生命に入社し、現在は徳島支社徳島シティ営業部営業部長を務める。高校時代は主将としてチームをけん引し、83年春の優勝に導いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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