内容説明
ボクサーも、キックボクサーも、総合格闘家も、ただの一般人も…パンチ再入門。
目次
1 まずは、パンチ力を2倍・3倍にしよう!(パンチ力の定義;パンチ力のメカニズム ほか)
2 まったく新しいボクシングの基本(構え・スタンス;ステップ、ターン ほか)
3 よりパンチを当てるためのタクティクス(コンビネーション;オーソドックス、サウスポーに応じた戦略 ほか)
4 まったく新しいボクシングの練習法(ピリオダイゼーションと減量;ミット打ち ほか)
巻末付録 総合格闘家が使うべきパンチとは?
著者等紹介
野木丈司[ノギジョウジ]
1960年生まれ、千葉県出身。白井・具志堅スポーツジムトレーナー。高校時代は、500メートル走の選手として千葉県大会で優勝。高校卒業後、プロボクサーとなり、3戦3勝の成績を収めるが、その後、国内ジム・プロモーター間の政治的なトラブルに巻き込まれ、10年間試合の機会に恵まれず、無敗のまま引退を余儀なくされた。トレーナーに転身後は、世界王者・内藤大助をはじめ、東洋太平洋王者となった嘉陽宗嗣(かよう・むねつぐ)、日本王者となった河合丈矢、女子世界王者となった風神ライカ、女子東洋太平洋王者・菊地奈々子&山口直子、ボクサー以外の格闘家では宇野薫、HAYATO、郷野聡寛、所英男、深津飛成といった名選手を育成している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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浦
6
好きなボクサー 八重樫さんが先日の試合に際し指導を仰いだという方の著作なので、図書館で借りて読みました。解説されるテクニックはなるほど、と思わせられるものばかりでした。が、内容よりも、巻末の著者の経歴に驚き。「プロボクサーとしてデビュー、三戦三勝するものの、ジムやプロモーターの争いに巻き込まれ、10年間試合を組んでもらえず、引退。」その後、知己を頼ってさまざまな国へ行き見学・勉強しトレーナーに。どれだけ絶望しただろう。スポーツは、その中の理不尽も含めて、僕たちの人生を凝縮させている。勇気をもらいました。2016/02/20
どらんかー
3
とても勉強になる、コンビネーションや走り込みの参考になります。2022/10/06
江本正輝
1
ためになった。 パンチ力とはなにか突き詰めて考えることができました。2015/04/26
摩周
1
力を逃がさない肩甲骨の使い方は、これまでの考え方と違い衝撃を受けました。とてもいい本に出会いました。2013/03/02
せー
1
別著書の「力学でひもとく格闘技」とセットで読み合わせると、理解が深まります。2013/01/05