講談社+α新書<br> 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言

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講談社+α新書
北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言

  • 著者名:加藤嘉一【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2012/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062727549

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内容説明

「俺たちの国はあと2年で崩壊する」――北京大学で邂逅した北朝鮮からの留学生、彼らスーパーエリート達の肉声を、世界で初めて公開する! 毎朝のジョギングで何度も周回遅れにして、北朝鮮スーパーエリート達の心を開いた著者。「大好物は日本食、ハリウッド映画をこよなく愛し、ユーチューブが情報源……」彼らが語った驚愕の真実とは何か!?

目次

序章 北朝鮮スーパーエリート達の日常(半径一メートル以内、二人で行動;ランニングでつかんだ会話の機会 ほか)
第1章 中朝国境の支配者(国境の河を挟んで感じる距離感;脱北者逮捕の背後にある中朝関係 ほか)
第2章 中朝国境のアメリカ(女性ジャーナリスト達の運命;激減する国境コーディネーター ほか)
第3章 脱北者の群れ(脱北する軍人が後を絶たない理由;北の元軍人の「崩壊はあり得る」 ほか)
第4章 国境の少女と女医(国境の河を突然渡り始めた少女;目の前で少女に発砲した北の軍人 ほか)
第5章 中国と北朝鮮の間にある感情(金正日訪中の機密が漏れた!;報道禁止指令が出なかった背景 ほか)
終章 習近平の北朝鮮政策(胡錦涛に助言する巨大な圧力団体;保護から圧力へ転換する習近平 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

42
初読。2014年300冊め。気鋭の社会学者による中朝国境探訪記。私が韓国側との国境線の板門店 に行ったのは子どもの頃で、軍事境界線というのもあの頃は知らなかったな。恵まれた学究ができる環境にはいる日本人だけど、なかなか著者や表題のエリート達のようにはできない。2014/04/10

ntahima

41
『中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか』といい、本作といい、タイトルと内容が全く合わない。タイトルは出版社が付ける場合も多いと聞くが兎に角売れれば良いと言う姿勢は大いに疑問である。内容自体は『中国人は~』のように生半可な日本論がなく中朝国境を踏破しながらの実地見聞録なので結構、興味深く読めた。今回は日本語での書き下ろしの為か中国にとっての【不都合な真実】にも触れられている。但、相変わらず『筆者の中国語及び学習過程を研究テーマにしている学者も少なくない』等の自己PR臭が鼻に付く。三冊目は多分ないと思う。2012/03/16

Meistersinger

10
タイトルの留学生は冒頭に少し出るだけで、実質は中朝国境探検記。現地報告としてはまとまっている。現地人は著者に実に自然に接している。これは著者の中国語の流暢さゆえか?それとも(描かれていないが)中国政府が何らかの支援をしているのか?こうした内幕を非中国人の口から語られることは、(内容によっては)中国政府にとっても有益だろう(北への影響力は限定的である等)。相互監視のせいもあるが、多くの北朝鮮国民が金王朝に絶望しつつ何ら抵抗活動もできないままでいる事は印象的。2012/06/08

ふぇるけん

9
新進気鋭のチャイナ・ウォッチャーである著者が北朝鮮エリートと会話したところから始まり、中朝の国境を自らの足で歩き、脱北者や国境に関わる人たちにインタビューしていった。ニュースなどでは決して伝わらない北朝鮮人民の生の姿を垣間見れたように思う。いつもながら著者の行動力と頭のキレには驚かされる。2013/03/13

p31xxx

9
本書は北京にて学ぶ中国通の知識人によるもの。内容は、北朝鮮の内情について。国交を持たない国である北朝鮮について、自分が殆ど何も知らない事を再認識した。中国で学んでいる北朝鮮エリートの、日本人に対するコメントは印象的だ。ゴールデンタイムのテレビに流してもらいたいね。2012/09/03

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